少し前の話題になるが、高速道路の最高速度が時速120キロメートルに引き上げられることになるそうだ。
新聞によると今年(2020年)の8月の法改正を経てでらしいが実際に施行されるまでにはまだ先のようである。
これまで、導入に向けて試験運用していたのが、2017年から新東名の新静岡IC~森掛川IC間と東北自動車道の花巻南ICから盛岡南IC間の2つの区間です。
検証の結果的速度を上げても事故率は差ほど変わらない事から正式に採用することになったようです。
全ての高速道路で時速120キロメートルまで引き上げられるかというとそうでは無くて安全基準を満たした区間のみとなるようです。
今回予想される区間は片側3車線で有ることを優先されて検討されたそうです。
全ての車が対象かと言えばそうではなくて、最高速度が時速100kmである車輌、つまりは普通乗用車、バス、バイク、、最大積載量5トン未満の中型トラックなどが対象となるようです。
しかし、実際に最高速度が時速120kmに引き上げられた場合更に10~20kmオーバーで走ってくる車も多くなりそうで普段高速道路を利用しない人は怖いと言った印象も湧くかもしれませんね。
何時も思うのは、追い越し車線をずっと遅いスピードで走り続けている車を珠に見かけますが、頑なに車線を譲ろうとしません。周りの状況が見えて無いんでしょうかね。
高速道路もそうですが、一般道2車線でこれをやられるとたまりませんね。交通渋滞の原因の一つだと思います。
youtubeなどでドイツのアウトバーンを高速で走る車の動画を観てると、向こうの人は後ろから早い車が来たらさっさと車線を譲ります。
この辺は、日本人と違って国民一人一人にしっかりとしたドライブマナーが浸透していることが伺える一場面ですね。
尤もyoutube動画に上がっている車はハイパフォーマンスカーばかりなので避けるのかもしれませんが。
なので、日本も高速道路と速度引き上げに伴い、もう走行レーン毎に最高速度を区別して欲しいですね。
一番左車線を最高速度時速80km、真ん中は時速100kmまで、右側の追い越し車線で時速120kmとするとか。オービスが対応出きるのかどうか判りませんが、速く走りたい人は一番右側の車線を走り、ゆっくり走りたい人は左側車線を走る。速く走りたい人もゆっくり走りたい人も団子になって走るから危険な訳であって、余計なストレスもなくなります。
運転レベルによって走行車線を決めてあげれば分かりやすいと思います。
結局は自分の運転技量に見合った速度で無理せず運転する方が本人も周りの車も安全ですよね。
昨今煽り運転が話題になっていますが、ストレスが軽減されれば少しは減るんじゃないでしょうか。
新東名の静岡区間は、最高速度時速140kmも走行可能なように設計されているとのことなので、もしかしたら将来的に時速140kmまで引き上げられる可能性もあるかもしれませんね。
ただ、ドイツのアウトバーンのように制限速度無制限と言うのは難しいように思います。
それには設計段階から速度無制限を折り込んでおかなければ速度無制限になることは無いんじゃないでしょうか。
日本車の性能も昭和の車に比べて、当たり前ですが格段に性能がアップしています。高速安定性もそうですが安全装備の充実感がハンパないです。
将来完全自動運転が可能となったら、車と車の事故は減少するのではないかと思います。となると、一般道を走るより高速道路を走るほうが安全と言うことになってきますね。高速道路に入ったら、飛行機のパイロットの如く自動運転に切り替えてコーヒーでも飲みながら周りの風景を眺めてドライブするなんてことになったりして。
そう、運転に人の意識が介在することは段々なくなって行くんでしょうね。単なる移動手段としての車になってしまうんでしょうか。そうなるとタクシーは無人化でしょうね。人が居ないと寂しいので運転席にはロボットですよ。ソフトバンクのpepperみたいなのが運転したりして。個人的には走る歓びが失くなってしまうのは残念ですが。
話が逸れましたが、アウトバーンのような速度無制限の高速道路を造るなら、やはり北海道辺りのだだっ広い平地あたりに建設出来そうな感じがしますし、それに気持ち良く走れそうです。
ともあれ、車の性能は年々進化してきていて、サイズもどんどん大きくなって来ています。対して今の車サイズと性能に見合った道路、人や自転車や自動車などの分離などのインフラが追い付いていないような感じがするので道路のインフラ整備を国と各自治体は進めて行って貰いたいですね。