東銀座にある歌舞伎座の脇にある「茜屋珈琲店」は愛煙者御用達の炭火焼焙煎珈琲店です。
今は何処へ行っても喫煙スペースが無くなってしまって肩身の狭い愛煙家はタバコを吸う場所を探すのもひと苦労するほどです。
そんな状況のなか、ここ東銀座にある茜屋珈琲店は全面喫煙可の貴重な喫茶店です。
それ故に訪れるお客さんの殆どはタバコをプカプカと吸っています。
然し世の中とは面白いもので、昭和の時代までは大人がタバコを吸うのは当たり前で殆どの大人はタバコを吸っていました。吸わない大人の方が少ないくらいでした。
テレビドラマでも普通にタバコを吸うシーンが描かれていましたし、
昭和40年代の子供向けテレビ番組の中でも大人がごく普通にタバコを吸うシーンは、ごく当たり前のようにありました。
当時はそれくらいごく日常のことで何処でもタバコは吸えたわけでした。
それが今では、公共の場所では殆ど吸えなくなってしまいました。
時代が変われば変わるものです。
喫茶店などても分煙としているお店は多く有るけれど全面的に喫煙可は今どき希少なお店じゃないでしょうか。
それ故に愛煙家の方には好まれるお店でしょう。
本日のお品書き
- ブレンドコーヒー 995円
酸味は少なく少し苦味があるブレンドコーヒー。
アイスコーヒーには最初から微量のガムシロップが入っているのでブラックで飲まれる方は注意が必要です。
落着いた雰囲気お店
調度品は洋風インテリアですが昭和の雰囲気のある喫茶店です。
壁には大きな絵画が掛けられており微妙に斜めになっているのが気になりました。
絵画の下には、年季が入っていてボロボロな感じの書籍が何冊も置いてあり、今では手に入らないくらい希少な感じの本です。
実際に読めるのでしょうか。お店の人には聞きませんでしたが興味のあるところです。
店内はカウンター席とソファテーブル席とあり全体で20名ほど入れるゆったりとした寛げる空間です。
近くに同じようにタバコが吸える全面喫煙可の喫茶店で「蘭豆」がありますがこちらの茜屋珈琲店さんのほうが一人当たりの空間は広いです。
今ではタバコが堂々と吸える貴重な喫茶店は、それ故に常連客が多いらしくて殆どのお客さんは常連客のようでした。
愛煙家の方には心強い喫茶店であることは間違いないようです。
本日はご馳走さまでした。