茗荷谷と云う地名は、文京区の小日向と小石川辺りに昔、茗荷の畑が多くあったことから『茗荷谷』と呼ばれたそうだ。
今では駅名に残るだけで住所にこの地名は存在しない。
近くに小石川植物園があり、東京大学の教育実習施設としてあるが、これが結構な広さで都会に居ながらまるで森に来たような気分にさせてくれる。
梅や桜を始め様々な植物を見学したあと茗荷谷にある「馳走ダイニング文蔵」を訪問です。
本日のお品書き
- お通し
- お刺身3点盛り合わせ
- 茹でそら豆
- 新竹の子とわかめの若竹煮
- 本まぐろホホ肉の揚げ出し
料理
お通し
メニューに菜の花があったので頼もうと思っていたらお通しで出てきました。
上品な味のお浸しでこれから出てくる料理に期待が持てます。
お刺身3点盛り合わせ
本日選んだお刺身は次の3点です。今食べたいお魚をチョイスしました。
・クエ‥やはり美味しい。
・墨烏賊‥もっちりとした食感がよい。少し甘みがあって美味しい。
・石かれいの昆布締め‥少し厚めに切ってあり石かれいの味と昆布の昆布の味がしっかりと味わえる昆布締めです。
どれも美味しいお刺身でした。
茹でそら豆
茹でたそら豆ほどお店によって茹で方が違い食べていて楽しいです。
こちらのお店はしっかり茹でたそら豆でホクホク感は有りません。
個人的には少し歯ごたえのある硬めが好きなので残念ながら柔らかすぎで食感が楽しめませんでした。
新竹の子とわかめの若竹煮
春が旬の竹の子はこの時季にしか味わえない食材です。意外にも肉や魚に含まれているタンパク質が豊富なんだそうです。
焼いても、煮ても美味しい竹の子はこの時季必ずといって良いほど食べたくなる食材です。
本まぐろホホ肉の揚げ出し
ホントまぐろのホホ肉はニクと云うだけあって食べるとお肉ですね。
マグロの脂と出汁醤油、いろいろと味が絡みあってまぐろホホ肉の弾力のある食感と噛むほどに味が出てくるとても美味しい一品です。
お酒
黒龍いっちょらい
和食にはやはり日本酒です。今回は黒龍いっちょらいです。クセのないお酒でお刺身と良く合います。
他にも美味しいお酒をいろいろ取り揃えてあります。
因みに今回飲んだのは、ハイボールと芋焼酎のソーダ割りです。
比較的リーズナブルにいただける和食
茗荷谷の駅から近く、春日通りを後楽園方向に歩いて5分程の距離にあります。
間口は狭いですが店内は広々としています。
お魚が美味しいこのお店は、旬の食材と地酒を楽しむことができる佳いお店です。
料理もちゃんとしていて比較的リーズナブルに和食の素晴らしさを感じることが出来るかと思います。
美味しい料理に美味しいお酒と素晴らしいお店なんですが、ただ一つだけ残念なのが支払いにカードが利用出来ないと言うことでしょうか。
本日はご馳走さまでした。