いやー今日は本当に気持ちの良いお天気です。
空が晴れ渡っていて、夏の空を感じさせる入道雲が二つにょきにょきと突きだしてます。
遠くには、普段見えない山の峰が遥か向こうに連なっていてあの山まで飛んで行きたい気分になります。
今日は、みりんの町流山市(千葉県)にある「Cafe 灯環 (TOWA)」 に行って来ました。
車で行く方はCafe近くにも駐車場があります。
例によってカーナビをセットして行きいましたが、またしても近くに来てお店を通り過ぎてしまいました。
以前訪れた三郷市(埼玉県)にある「Cafe2345@三郷市」もそうですが、 通り沿いにお店がなく脇道に入ったところにあるためついつい見落としてしまいます。(今回はCafe2345の脇道よりもっと細い!)
一回通り過ぎて、ぐるっと一周りして元の場所に戻ってゆっくり走ってみると・・・。
「えーここ入って行くのー」
というくらい狭いです、多分対向車が来たらすれ違いできないです。
なので大きい車は近くのコインパーキングか、このCafeで契約している呉服屋の新川屋さん向かいの駐車場が2台まで停められますのでこちらに停めたほうが無難です。
近くの駐車場に停めて歩いて灯環さんに行ってみるとお店の前にある駐車場は3台あり、いずれも小型車専用となってました。その奥にも駐車場はありますがちょっと狭い感じです。
蔵の前にはテラスがあります。ペット連れの方はこちらのテラスを利用とのことです。今日みたいな天気の良い日は、テラスでのんびり過ごすのもいいかもしれません。
寛ぎの空間
蔵の中に入るとカウンター5席と4人がけテーブルが2つありこじんまりした空間です。
2階はギャラリースペースになっています。
流石蔵だけあって天井の梁がすごいです。太い梁がいくつも組んであります。
蔵とあって風通しは良くないと思うのですが、空調も効いていてジメジメした感じはありません。入口が開け放たれているので閉塞感も感じません。落ちついた感じの空間です。
蔵をリノベーションして、営業しているお店としては根津にある「根津 釜竹」を思い浮かべます。こちらはレンガ造りの石蔵で 灯環 さんの蔵よりも大きいです。ご存知の方はも多いかと思いますがうどんと日本酒のお店です。釜竹さんへは何回か行きましたがいつもサクッと入れず、並んで待つ覚悟が必要ですね。
本日頂いたのは、アイスコーヒーとバナナキャラメルチーズケーキ、相方がアイスコーヒーとアールグレイシフォンケーキです。
思ったよりもバナナの味がします。チーズの味はほんのちょっと。端の方はほとんどのバナナ味です。
こちらのアールグレイシフォンケーキは、プレーンのもよりもアールグレイの風味があり茶葉も入っていてとても美味しく感じました。
今日はどちらかと言うと個人的にはシフォンケーキ勝ちでした。
アイスコーヒーは味が濃いです。良くある、色だけで味の薄いコーヒーとは違います。なかなか美味しいコーヒーだと思います。
土蔵のカフェなので器もそれに合わせて土を感じさせる物ばかりコンセプトは土と木なんでしょう。そしてランチは地域の農園から取れた野菜を手作りで頂くことができます。写真を見るといかにもヘルシーな感じのランチプーレトです。
歴史のある蔵
ところで後でこのお店のホームページを拝見すると、この蔵は「国指定登録有形文化財」だったんですね。明治時代に建てられたそうです。
以下、ホームページからの引用です。
「笹屋」は江戸末期の万延元年(1860年)の創業である。
初代田上岩吉は日本橋「越後屋」(後の三越)の仕立屋「笹屋」の暖簾分け
で、当時流山で隆盛を誇った大棚の呉服店「三河屋」の仕立てを請ける。
この蔵は明治31年(1898)三河屋から移築したものである。
流山本町において現存する最古の土蔵の一つである。
現在「ささや」は五代目が寝具店を営み創業百五十有余年となる。
以下省略
灯環 蔵のカフェ+ギャラリーより
カフェとしての営業があるから当時の面影は恐らく残っていないでしょうけれど、昔の建築物は大事に使えば長く残るものなんだとつくづく思います。
御手洗いは蔵の外にあります。
蔵の写真の左側の建物がお手洗いです。全部で3つあり男女兼用が1つと男性用、女性用が1つずつとなってます。
入口脇には雑貨コーナーがあり灯環さんで使っているような コーヒーカップなど買えますよ。
悠久の時代を超えて今に甦った土蔵の中で、寛ぎの時間を過ごすのもいいもんですね。
店舗名 | Cafe 灯環 (TOWA) |
住所 | 千葉県流山市流山1-155 |
営業時間 | 10:30~17:30 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
詳細 | 食べログ |