先日、千葉の房総半島までドライブに行ってきました。お天気が怪しかったものの、幸い雨も降らず、美しい田舎道を楽しむことができました。しかし、ドライブ中に気づいたのが、道沿いに点在する太陽光パネル。自然豊かな景観の中で目に付くその光景には少し残念な気持ちになりつつも、ふと見つけた素敵な古民家カフェ「囲い庵 花もじく」に足を止めることにしました。
古民家をリノベーションしたアンティーク空間「花もじく」
まって、まるでタイムスリップしたかのような気分に浸らせてくれます。
店内に入ると、右手にはしっかりとした木製のバーカウンター、左手にはテーブル席が並んでいます。スペースには蓄音機や大名時計といったアンティークが所狭しと置かれ、少しごちゃっとした印象もありますが、逆にその賑やかさが趣深く、店全体に温もりを与えています。他のテーブルと視線が合わないような配置になっているのも落ち着くポイントで、誰でも気兼ねなく過ごせる工夫が感じられます。
オーナーのアンティークコレクションも楽しみの一つで、アンティーク好きの方なら話が弾むこと間違いなし。掘り出し物も見つかるかもしれません！
新鮮な魚介と地元の味覚を堪能できる「お刺身定食」
この日いただいたのは「お刺身定食」（ドリンク付き 1,800円）。聞けば、今日のお魚は朝捕れたばかりのものを使った一番のお勧めランチだそうで、魚好きとしてはこれを頼まないわけにはいきません。刺身はなんと6種類もあり、以下がラインナップです。
お刺身
- 鯵
- イサキ
- 金目鯛
- 石鯛
- 黒鯛
- だるま烏賊
それぞれ二片ずつあり、一口ごとに鮮度が感じられる美味しさ。特に鯵が絶品で、噛むたびに旨味がじんわりと広がります。鯛は歯ごたえがしっかりとしており、鮮魚ならではの質の高さを楽しめました。
充実の副菜とサービスドリンク
お刺身定食には、お刺身だけでなく、地元の味覚を活かした副菜も豊富です。牛蒡のかき揚げや2種類の小鉢、お新香、デザートも付いており、色々な味を少しずつ堪能できるのが嬉しいところ。
また、ドリンクはコーヒーかお茶を選べ、私はコーヒーをチョイス。サービスで小さなチョコレートも付いてきて、食後の口直しとしてぴったりでした。
料理も空間も魅力が満載な「囲い庵 花もじく」
「花もじく」は古民家ならではのノスタルジックな雰囲気が漂うカフェですが、アンティークを集めたユニークな空間がまた一段と特別感を引き立てています。マスターが趣味で集めたという骨董品のコレクションは見応えがあり、アンティーク好きにはたまらない場所です。古き良き時代の品々に囲まれてゆったりとした時間を過ごしながら、新鮮なお刺身とコーヒーを楽しめる贅沢なひと時を味わえます。
ランチは定番のメニューとその日のおすすめ料理が揃っているため、どれも美味しそうで選ぶ楽しさもあります。ちなみに、この日はもともと別の蕎麦屋を探していたのですが、偶然立ち寄ったこの「花もじく」が見事に期待を超えてくれて、良い発見となりました。
千葉ドライブの途中に立ち寄りたいおすすめのカフェ
房総方面にドライブする際には、ぜひ立ち寄っていただきたいカフェです。骨董品に囲まれた落ち着いた空間でのんびりランチを楽しめる「花もじく」。千葉ならではの味覚と、アンティークの空気感に浸りたい方には特におすすめです。
食べログ：囲い庵 花もじく
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