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豊洲市場にお寿司を食べに行こう。

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豊洲市場が開場してもう5年も経つんですね。

当時は移転に当たり土壌汚染問題ですったもんだしていて、なかなか豊洲へ移転するのが進まなかった記憶があります。

その汚染問題か解決し、実際に豊洲に移転したのは2018年10月11日のことでした。

豊洲は遠いイメージがあり、余り足を運ぶ機会がなかく今迄来てしまいました。

そこで偶々平日休みが取れたので豊洲市場に行ってみることにしました。

人気のまぐろの競り見学が早朝5時30分〜6時30分。この時間に豊洲に着くことは無理なので、今回の目的は市場にあるお寿司を食べに行くことと見学の2つに決めました。

豊洲市場は3つのエリアに別れていて運営されています。

エリア棟名備考
5街区青果棟飲食(1F)見学ギャラリー(2F)
6街区水産仲卸売場棟見学ギャラリー・飲食(3F)
物販販賣(4F)
7街区水産卸売場棟まぐろのセリが見学出来る
管理施設棟飲食(3F)

総敷地面積は40.7haあり、東京ドームで例えるとおよそ8.7個分の面積もあるんですね。

実際に行って見るとほんとに広いです。

ゆりかもめの「市場前」駅を降り立ち6街区へ向かいます。

豊洲市場の飲食エリアは5街区、6街区、7街区の3つ。

それぞれのエリアのお寿司屋さんは次の通り。

  • 5街区
    • 大和寿司(2店舗)
  • 6街区
    • 弁富寿司
    • 鮨文
    • 磯野家
    • 岩佐寿司
    • 寿司大
  • 7街区
    • つきじ神楽寿司 豊洲市場店
    • つきじ神楽寿司 魚河岸店
    • 龍寿司
    • おかめ
    • 市場鮨
    • やまざき

市場のお寿司屋さんだけで14店舗もあります。

營業時間は各お店によってマチマチですが、概ね14時閉店のお店が多いようです。

オススメの時間帯は8時〜11時だそうで比較的空いているとのこと。

今日は平日。それ程混んでいないだろうと思い、9時頃に市場へ到着し早速6街区へ足を運びます。

本日のお目当てのお店は「晶」です。

「アキラ」と書いて「ショウ」と読むそうです。

江戸前のお鮨が食べられるとのことで決めました。

その前に飲食店街をぐるっと一周です。

思った通り平日のこの時間はどのお店も空いています。

その中でこの時間で賑わっていたお店が「寿司大」と「岩佐寿司」です。

お寿司屋さん以外のお店も混んでいるところとそうでないところとお客さんの入りはまばらですね。

さて、お目当ての「晶」はと言うと、

ガラガラで誰も居ません。

ちょっと不安が頭を過ぎりましたがいざ入店。

カウンターに通されて先ずはビールから。

うーん、朝の9時から飲むなんて何という背徳感でしょうか。

にぎり鮨のメニューは全部で3つです。

  • 夏の特選おまかせ握り 9,800円
  • にぎり12貫      4,800円
  • にぎり8貫       3,500円

夏の特選おまかせ握りは、にぎり10貫に殻付き雲丹とトマトの出汁漬けが付いてきます。

にぎりも高級なネタばかりです。

初めての訪問なので真ん中のにぎり12貫を注文です。

出てきたにぎり鮨はつぎの通り。

  • かんぱち
  • まぐろ
  • あじ
  • かつお
  • マス
  • しまあじ
  • 口直し
  • ほたて
  • 車えび
  • たこ
  • いくら
  • うに
  • 穴子
  • ねぎとろ手巻
  • お椀

最初シャリの温度が高いなぁと思ったけど、徐々に温度も落ち着いてきて気にならなくなりました。

さすが豊洲市場、ネタは全体的に美味しいです。

本日の中では意外にも青森のマスが美味しかった。

ちゃんとお寿司を出すときに産地を仰ってくれるのですが中々全部は覚えきれません。

最初は誰も居なかったお客さんも暫くすると次々と入ってきて来ました。

お客さんは殆どが外国人で日本人は我々の他に一組のみ。

職人さんも手慣れたもので、どの人も英語で対応しています。

もはや接客に携わる人は最低限英語は喋れないと勤まらない感じですね。

さて、お寿司を食べたので市場の見学に行きますか。

先ずは同じ棟の4階物販コーナーです。

ここでは一般の人が買えるお店が軒を連ねて居ますす。

向かう途中に水産仲卸売場棟の案内やマグロの等身大パネルやプロの目利き等の紹介パネルがあったりと水産についてのお勉強が出来ます。

マグロの等身大パネルでは皆さんパネルの前に立って記念写真を撮っています。

物販商品では、海苔、昆布、玉子から包丁などなど様々な物が販売されています。

一通りぐるっと廻って次は7街区へ移動です。

水産卸売場棟はマグロのセリが見学出来ます。

仲買人がマグロを競り落とすには取引符牒と言われる取引価格の隠語を使いセリ落とします。「手やり」と呼ばれ指の形で数量と価格を示します。

手やりについての説明もボードで紹介されてました。

これを瞬時見分ける市場の人は凄いです。

競りが行われる見学場までの通路の壁には、築地市場の歴史が分かる写真等が掛けられていてます。

これが結構面白い。

江戸時代から今に至るまでの市場の歴史を写真と共に紹介してあるのでとても興味深く見ることが出来ます。

最後に5街区にある青果棟を見学して今日はおしまいです。

青果の競り見学は午前6時30分から旬の青果の競りが始まります。

青果棟の一番奥の見学場で見学することが出来ます。

見学するスペースも広くこれなら臨場感ある競りを見学することが出来るんだろうなぁと、ちょっと想像することが出来ます。

最後に

今回豊洲市場へ行ってみて、やはり競りを見学するのとしないのとでは感動の大きさが違うことが判りました。

到底その時間に豊洲市場にいるには前泊しないとですが、機会があれば活気ある競りの見学を生で見てみたい気持ちにさせてくれました。

市場前駅を降り6街区へ向かう途中に2024年2月1日オープン予定の万葉倶楽部が手掛ける「千客万来施設」が建築中でした。

江戸の町並みを模した商業施設と温浴施設、ホテルが出来るようなのでこちらも楽しみですね。

来年施設が出来たら訪れて見たいと思います。

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