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日本の風景 西湖いやしの里根場

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今年のお盆休みは混むことを承知で何処か遠出をしようと山梨県の河口湖にある「西湖いやしの里根場」に行くことを計画しました。

その時はこのお盆休みの期間に台風がやって来るとは考えもしなかったのですが、どうやら台風がやって来るらしい。

それからは台風の状況を気にしながら来ないでくれと祈っていたのが良かったのか、なんとか台風の直撃は免れ.お天気マークも曇りに変わっていました。

そんなこんなで気を揉んだ一週間でしたが予定通りのスケジュールで行くことが出来たので一安心です。

然し最近の台風は予測を超えた動きをするので注意が必要ですね。

そして当日は台風の影響も無く逆に天気が良すぎて暑いくらいです。

西湖いやしの里根場は、昔は足和田根場と呼ばれた集落で昭和41年(1966)年9月に発生した台風の記録的な豪雨の影響により山腹が崩落し、今で言う土石流が集落を直撃し、殆どの民家が流されてしまった過去がある地域です。

その後、富士河口湖町の誕生を契機に2006年根場集落の復元、外部展示場として茅葺き民家を再現し、「西湖いやしの里根場」としてオープンし現在に至っています。

現在は本沢川を挟み20棟の茅葺民家が建っていて陶芸や練香作りなど様々なもの作り体験が出来たり、郷土料理のほうとうや蕎麦を食べることが出来ます。

そして何よりもここは日本昔ばなしに出てくるような茅葺き屋根の古民家が建ち並び、周りの景色と相まってそこには日本の原風景が眼前に広がります。

それは誰しも何処かで見た光景であり、美しくもあり、懐かしくもあり、正に癒やされる空間がそこにあります。

いやしの里根場はさほど広くなく、一通り見るだけなら1時間ほどあれば充分かと思います。

先にも書いた様に事前に物作り体験を申し込んで食事もすれば、半日はここで過ごせることでしょう。

今回は物作り体験はしなかったですがお昼はここで食べました。

訪れたお店は「手打ちそば みずも」です。

食べたのは天ぷらせいろ。

天ぷらは今一つでしたがお蕎麦は美味しくいただきました。

自然の中で食べる食事は蕎麦に限らず何か良いですね。

空気も水も美味しいと普段の食事より美味しく感じてしまいます。

台風の影響も余り無くお天気に恵まれてか大勢の人がここいやしの里根場に訪れて来てます。

その殆どが外国人です。

日本古来の茅葺き屋根の家が建ち並び、富士山を間近に望む景色は日本人ならずとも魅力的な光景に映るのでしょう。

今日は生憎と富士山は雲に隠れてしまい雄大な姿を見せてはくれませんでしたが、はっきりと姿を表すとさぞ素晴らしい光景が見られることでしょう。

20棟ある民家の一つに前田こうせい氏の原画が展示されています。

氏は富士河口湖町出身の画家で昔テレビで放映していた「まんが日本昔ばなし」の原画を担当していたアニメーターです。

多くの原画と童を描いた墨絵が展示されています。

「まんが日本昔ばなし」は子供の頃良く見ていたので懐かしいですね。

最近は再放送もしなくなり、子供が昔ばなしを目にする機会が減っているように感じるのは氣の所為でしょうか。

子供の頃に目にするもの耳にするものってとても大事だからずっと定期的に再放送して欲しいものです。

日本に昔から伝わる話しもさることながら、兎に角アニメーターのクオリティーが凄いので「まんが日本昔ばなし」は見る価値ありです。

ここ「西湖いやしの里根場」は都心から車で約2時間ちょっとで行けるので日本の原風景を見に癒されては如何でしょうか。

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