宇都宮でイメージするのは先ず餃子、次に宇都宮の釣天井です。
餃子の消費量は此れまで宇都宮市と浜松市で1位2位を競っていましたが、2023年にこの2強を押さえて1位になったのが何と宮崎市でした。
宮崎市の餃子にかける情熱は熱く、餃子に携わる業界一丸となり通年で餃子の消費量全国1位に輝いたとニュースになっていました。
宇都宮の釣天井は大分古い話しで江戸時代の初期元和8年(1622)宇都宮藩主の本多正純が、日光を訪れた二代将軍徳川秀忠を宇都宮城の天井に仕掛けた釣り天井で暗殺を図ろうとした事件である。
実際には釣り天井など無く別な原因で改易となったとか。
現在は宇都宮城址公園となり御城は無く櫓などの建造物と展示施設があり見学することが出来ます。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、その宇都宮城の近くにあるらーめん屋で、鳥取県の境港で水揚げされた鯛から取ったスープを使ったらーめんを食べさせてくれる「らあめん厨房 どる屋」という店があるので行ってきました。
お店はカウンター2席と2席☓4テーブルと老夫婦2人で営んでいる小ぢんまりとしたお店です。
開店は11:30、その数分前に着きお店の前で待っていると店主が出て来てご丁寧にも外に出しているメニューの説明をしてくれました。
一番人気は「黄金の鯛らーめんスペシャル」ロース、バラ、頬肉の3種類のチャーシューが入ったらーめんとのこと。
女性に一番人気になのがエシレバターを使った「黄金の鯛塩バターらーめん」だそうです。
そして本日限定のらーめんが「大和しじみらーめん」だそうです。普段は提供していないスペシャルならーめんなんだそうです。
「大和しじみらーめん」も捨て難いですがここは鯛らーめんを食べに来たので予定通り鯛らーめんを頂くことにしました。
注文したのは「ほっぺたご飯」が付いている「黄金の鯛らーめんスペシャルセット」の醤油味(1,150円)にしました。
因みにほっぺたご飯とは頬肉のチャーシューが入った豚肉丼です。
透き通ったスープは鯛の出汁か出ていてとてもあっさりとしたスープに仕上がっています。
3種類のチャーシューはロース、バラ、頬肉が一枚ずつ乗っかっています。
食べてみると意外としっかりとした噛みごたえでした。
脂っこくなく余計な脂か落とされているようでこれは健康に良いのだろうと思います。
この中ではバラが美味しかったですね。
チャーシューもさることながら長ネギが思いの外良かったです。
火の通り加減が絶妙でクタっとしておらず、噛むほどにネギの甘みが口の中に広がります。
気に入りました。
さて「ほっぺたご飯」ですが、らーめんでチャーシューを食べているので食べている内に正直ご飯でもチャーシューは要らなかったかなと思いました。
とは云え、タレとチャーシューとご飯とても良く合い美味しい丼でした。
ところで相方は塩味のらーめんを注文したので少しスープを飲ませてもらいました。
こちらもあっさりとした塩味のスープで個人的にはこちらのスープのほうが好きな味でした。
今回訪れた「らあめん厨房 どる屋」さんは御夫婦で経営されているようです。なかなか息のあった連携プレーで接客されていたのが印象的です。
ご主人もらーめんにこだわりが有るようでそれが料理に現れています。
次回は是非限定らーめんを食べてみたいと思います。
本日はご馳走さまでした。
店舗名 | らあめん厨房どる屋 |
住所 | 栃木県宇都宮市中央2-8-6 |
営業時間 | 火金 ※昼のみ営業 昼11:30〜14:00 木 ※昼のみ営業 昼11:30〜13:30 月水土 昼11:30〜14:00 夜17:30〜20:00 |
定休日 | 火木金の夜 |
駐車場 | 近隣有料駐車場 |
詳細・口コミ | 食べログ |