SONYのWF-1000XM3を購入して早一ヶ月が経ちました。その間専ら通勤で利用しています。前回は、接続方法や機能面の紹介でしたが、今回は実際に使ってみたらどんな感じだったのか。良いところとか良くないところ合わせて紹介出来たらいいなと思います。
あくまでも個人的な感想なので以下に紹介するくらい記事は絶対的なものでは無いことをご了承下さい。
良いところ
- やはり線がない。
- ノイズキャンセリングがある。
- 前機種に比べてデザインがいい。
- 電源のON/OFFが自動。
やはり完全ワイヤレスになってケーブルがなくなったことであのケーブルの煩わしさがなくなりとても快適です。その分何かの拍子に耳から外れないかと心配です。今のところ耳から外れたことはありませんが。
ノイズキャンセリング機能は、以前使っていた MDR-EX31BNでその機能は十分知っていたのですが実際に使ってみて、ここはやはりノイズキャンセリング機能を十分に発揮させるためには自分に合ったイヤーピースを使用すると言ったことに尽きるでしょう。最初からついているイヤーピースは「ハイブリッドイヤーピースロング」SS/S/M/Lと「トリプルコンフォートイヤーピース」S/M/Lの7種類です。この中から最適なイヤーピースを選択します。幾つか変えて実際に試してみましたが付けるイヤーピースでノイズキャンセリングの効果が違うことがはっきりわかります。
この中から自分に合うものが無い場合は、市販のイヤーピースを選択することになると思いますがいざ収納ケースに入れようとして収納できない場合もありますので購入に際しては十分注意して購入することをお勧めします。
僕個人的には全機種の丸っこいデザインよりかは少し平べったい新機種のデザインのほうが好みです。ただもう少し小さくなると完璧なんですが。これは次へ期待したいと思います。
イヤホンに物理ボタンが無いことで電源のON/OFFも自動で行われます。収納ケースから出したら電源が入り、耳からイヤホンを外すとOFFになりとても便利に感じます。
今いちなところ
- 繋がりが不安定。
- 動作が不安定。
- 防水機能が無い。
- ボリューム調整は本体側で出来ない。
- 風切り音が凄い。
では、今いちなところはどうでしょうか。購入した当初はタッチセンサーの動作が不安定でした。
Buletoorhの接続設定は、音楽優先と接続優先の2パターンを選択することができます。
音楽優先にして使っていますが接続は少し不安定です。突然両方が切れたり、片方が切れたりといろいろなパターンで接続が不安定になます。ここは接続優先のほうが良いのかもしれません。また、場所によって切れやすい場所もあるようです。通勤で使用していると毎回同じ場所で接続が不安定になる場所があります。怪電波でも飛んでいるのでしょうか(笑)
また機能面では、左側イヤホンをタッチするごとに、「アンビエントモードオン」→「アンビエントモードオフ」→「ノイズキャンセリングオン」とモードが変わっていくのですが、一番最初の使い初めのころから暫くは何度タッチしてもモードが切り替わってくれません。やり方がまずいのでしょうか。2、3回タッチしてやっとモードが切り替わるといった具合です。しかし1週間くらいして慣れたのか今では1回のタッチでモードが切り替わるようになりました。
防水機能が付いていませんのでやはり雨の日は少し気を使いますね。なので台風などの日はやはり使用していませんでした。
ボリュームがイヤホン側にないのでスマホで音量調節をしなければなりません。それが良いか悪いかは一概に言えませんが、やはりイヤホン側でも音調整が出来ると便利かもしれませんね。タッチ操作で音量調節できそうな気もしますがどうなんでしょうか。
風切り音については、やはりどうしようもないのでしょうか。ノイズキャンセリング機能にするとどうしても音を拾ってきます。アンビエントモードオフにするとそんなに気にならなくなります。が、今度は全体的に周りの騒音も大きくなります。後述しますがスマホにアプリを入れることによって、風切り音を低減させることが出来るようです。
今いちなところはこんなところでしょうか。
ノイズキャンセリングとセットで聞く音
これまで音に関してはコメントしてきませんが、 通勤で聞いているのはラジオなもんでごめんなさい、音については高音の伸びがとか、低音の厚みがとか、そんな気の利いたコメントをする耳を持ち合わせておりませんです。個人的には十分満足できるレベルです。はい。
主に野外での利用なのでノイズキャンセリング機能が働いているのと働いていないのとでは全然違いますね。やはりこの機能が効いていると小さな音量で済みます。従って耳に優しい気がするんですよね。それに音漏れの心配もないですよね。ボリューム小さくしても十分聞き取れる訳ですから。この機能は自分に対しても周囲の人に対しても良い効果がある素晴らしい機能だとつくづく思います。
だだこの機能の難点なのは周りの音をかき消す機能なので、音の無い世界はとても危ないと言うこと。音が聞こえることで安全か危険を判断できる訳で、実際には全く周囲の音が聞こえなくなるわけではありませんが。昨今のハイブリッド車等は全く近づいてきてもわからないでしょう。
夜道を歩くあなた、後ろには呉々もご注意を。
Headphones Connectアプリでいろいろ設定が出来る。
WF-1000XM3自体でも問題なく使えるんですが弄れる機能が限られています。そこでHeadphones Connectアプリをスマホにインストールすることでより細やかな設定、調節が出来るようになります。
音の調整イコライザー
イコライザーが使えるようになるので、高音や低音など自分の好みに音を調節することができるようになります。
こちらから調節してみましょう。
アダプティブサウンドコントロール
この機能をオンにすることにより、人の行動を自動で認識し、その状況にあった最適な設定を自動で切り替える機能です。
行動認識パターンは次の通りとなっています。
- 止まっているとき
- 歩いているとき
- 走っているとき
- 電車に乗ってるとき
それぞれのパターンにおいてイヤホンの設定をしていきます。
実際に使ってみて、これはこれでいちいち手動でモード変更しなくてもいいので便利かも。特に電車通勤の場合状況に応じて自動的にモードが切り替わってくれます。因みにモードが、切り替わる際ゴング音が鳴って知らせてくれます。最初この音が何なのかわかりませんでした。少し使ってみてアダプティブサウンドコントロールのモード切り替えをお知らせしてくれる音と気がつきました。
さて、このアダプティブサウンドコントロールには、「歩いているとき」に風切り音の低減設定があります。風切り音が気になる場合はこちらを設定しておきましょう。効果はアンビエントモードお知らせしてくれるオフにした時と同じくらいに感じました。
また、ハイレゾ
バッテリーの持ちは十分
殆んど行きの通勤でしか利用しません。珠に休日外出自体でも時に利用するだけです。今は充電も2週間に1回位です。ただ、まだバッテリーが切れるまで使用したことはありませんので実際は3週間4週間持つかも知れません。
以前使っていたMDR-EX31BNは、バッテリーの劣化なのか1週間に1回充電しないももたない事を考えると十分でしょ。ただヘビーに使用する方には物足りないかもです。
やっぱり買って良かった
で、今のところ私の使い方においては買って良かったと思います。コードの煩わしさも無くなり、少し耳から何かしらのことで落ちてしまう心配は有りますがそれもコードレスと引き換えでしょう。まだここでは紹介していない機能がありますので実際に手に取って試してみては如何でしょうか。次期機種では、防水機能とボリューム調節機能を持たせてさらに小さくなって登場することを期待します。
完全ワイヤレスイヤホンの購入検討している方の参考になれば幸甚です。
最後までお読み頂きありがとうございます。