全ての食材には旬ごあります。一年を通して一番美味しく頂ける時期を旬を迎えるといます。
全ての食材には旬ごあります。一年を通して一番美味しく頂ける時期を旬を迎えるといます。
さて、睦月の旬の食材を見てみましょう。
真鱈子
真鱈子は普段スーパーなどで見かけるタラコと違ってあまり見かけることはありません。この時期になると出回る食材です。
12月から3月半ばごろまでに北海道周辺の寒冷地で多く獲れる真鱈が旬を迎えスーパーなどで見かける機会が多くなって来る季節ではないでしょうか。旬は12月から3月中旬ごろまで、1月から2月がピークだそうです。
鱈は大食いで「たらふく食う」の語源になっていてます。また、体の特徴として斑紋や斑点があることから斑(マダラ)模様の語源の一つにもなっています。
鱈は淡白な中にも旨味があり、獲れたばかりの鱈の身肉は透き通っていて臭みがありません。刺身にしても良いが直ぐに鮮度が落ちてしまうので、あまり刺身では食べません。主に鍋など火を通して頂きます。足が速いのでチルドで2日間貯蔵しておくと生臭みが出て来ます。
また、鱈は身の他にも白子や卵も美味しく頂けるのでこの季節は鱈は大活躍の食材です。
今日は、真たら子があったので煮付にして食べようと思い買ってみました。
200円くらいで買えるので、もしスーパーなどで売っていたら是非作ってみては如何でしょうか。見た目は凄く良くないですが食べてみるとお酒の充てに、ご飯と一緒に、とても美味しく頂けます。
材料
- まだら子 200g
- だし汁 200cc
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- 生姜 薄切り生姜と針生姜 適量
作り方
1.まだら子を食べやすい大きさに切り分ける。
2.生姜は一緒に煮る用(薄切り)と盛り付け用(針生姜)別々に切り分ける。
3.お鍋でだし汁をとり醤油、酒、みりん、砂糖を適宜入れて煮立たせる。
4.お鍋が煮たって来たら、真たら子と生姜を入れて1分ほど煮る。花が咲いた状態になるので中火から弱火にして5分くらい煮る。
5.煮詰めたら味がしみるよう火を止めてお鍋のまま冷ましておく。
6.冷蔵庫で5日位は保存出来るので、冷たいままでも温めてもお好みで頂けますの。
出汁で煮るので、醤油や砂糖の量はお好みの分量でも構いません。甘辛く煮付けても良し薄味で楽しんでも良し、色々と試してみてください。
旬を頂くって本当に良いもんですね。
ご馳走さまでした。
鮟鱇
1月に入り一段と寒さが厳しくなってくる時季はお鍋が美味しいですよね。そんなお鍋の具材にもなる鮟鱇は丁度今頃が旬を向かえます。
鮟鱇は所謂食用としての「あんこう」とその他にも「カエルアンコウ」と「チョウチンアンコウ」のグループに別れるそうです。
そして「あんこう」は600Mほどの海底に生息している深海魚です。
見た目はとてもグロテスクですがその身は淡白で、中でもあんこうの肝はとても美味しくお酒の肴にはぴったりの食材です。
鮟鱇の栄養
鮟鱇の白身は低カロリーなためダイエットに最適な食べ物ですが、あん肝は脂質が多いためその分濃厚で美味しく栄養価もありますが食べ過ぎには注意しましょう。
鮟鱇には次の主な栄養素があります。
- ビタミンB12
- ナイアシン
- ビタミンA
- 亜鉛
ビタミンB12やナイアシンは貧血やめまいなどの予防、免疫力アップの効果。
ビタミンAも摂取出来て目や皮膚の粘膜を健康に保ってくれます。
亜鉛はたんぱく質の合成に関わる酵素の材料で亜鉛が不足すると味覚障害、免疫力の低下、爪や皮膚の異常、そして男性の場合はEDになってしまう可能性もあるらしいです。
鮟鱇の料理
鮟鱇のお勧めの食べ方はお鍋にして頂くのが一番かと思います。それは鮟鱇の7つ道具と言って其々の部位毎に食感が楽しめ、栄養素余すことなく摂取することが出来るからです。
その他だとあんこうの唐揚がお酒との相性が良くてお勧めです。