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江ノ島電鉄 稲村ヶ崎から長谷寺 のんびりぶらり散歩

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1180年源頼朝が伊豆から鎌倉へ拠点を移し、平家を滅ぼした後、頼朝が征夷大将軍となり幕府を鎌倉に置き約150年に渡って武士の時代が続きました。そんな鎌倉には歴史に残るような史跡から、美味しいグルメスポットなどたくさんの見所があります。

今回は江ノ島電鉄を鎌倉から江ノ島の方へ乗り気になった駅で降りて散策してきました。

お天気はいまいちでしたが改めて訪れた江ノ島は魅力的なところでした。

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稲村ヶ崎

1990年公開の日本映画サザンオールスターズの桑田佳祐初監督作品「稲村ジェーン」の舞台となった稲村ヶ崎は、江ノ島を一望出来て、晴れた日には富士山も見える絶景のビュースポットです。生憎この日は強風と薄曇りで微かに江ノ島が見えるだけで富士山は見え亡かったのが残念。海を見渡せば、風で海は荒れてましたがサーファーがサーフィンを楽しんでいます。

鎌倉高校前

ここはご存知、漫画「スラムダンク」で有名になった踏切があります。

ロケーションは抜群ですが、人や車が多くて流石に絵になるようなショットは難しそうです。場所も駅から線路沿いに歩いて1分くらいのところにあり、観光で訪れた人がカメラやスマホを片手に今か今かと電車を待ち構えています。

腰越

丁度お昼前前になったので腰越で降りてランチです。湘南、鎌倉に来るときはランチでも予約して行ったほうが確実です。

今回予約せずに行ったら、当たりを付けていたお店が何とお休みでした!

夜に洋食を食べる予定だったのでお昼は和食と決めていたので、近くにもう一軒お魚が食べられるお店がありましたがやはりここもお休み。

そこで湘南ではやはりしらすが有名という事で「しらすや」に向かうとここも休業中。

その「しらすや」の近くに源義経ゆかりのお寺さんの中にある「義経庵」がしらす丼が食べられて営業中とあったので行って見ることにしました。

ここのお店は高台にあり海を見渡せてロケーションが良いそうでなかなか良さげな感じかしますがお店に行くまで結構大変で途中墓地の中を通らないとお店に辿り着けません。さすがお寺の境内にあります。

しかーし、いざ行ってみると入口に張り紙が。「本日は悪天候のため、生しらすの入荷がありません」とのこと。折角来て生しらすが食べられないとは。

ここまで上がってきて何たること。上に上がる前に張り紙貼っとけよなーって思いましたよ。

とことんツイテない日です。

さてさて、もうこれはしょうがないので江ノ島なら何かやってるだろうと思い「いざ鎌倉へ」ならぬ「いざ江ノ島へ」です。

とぼとぼと、江ノ島までの道を歩いていると右手に「東家」さんと言うお寿司屋さんが見えてきました。

お店の前にランチメニューがあったので見てみると1000円くらいで食べられそうなので今日のランチはここに決定です。

お店の中はカウンター6席と小上がり8席ほどのお店です。

本日頂いたのは、お刺身定食。寿司屋に来て寿司食べず。追加で岩手産の生牡蠣。

お刺身定食にはサラダと小鉢のもずく酢が付きます。

ランチのお店を探し回ったので喉ご乾いたのでビールで乾杯。

追加でたのんだ生牡蠣が大きくてまた味も濃厚ミルキーで大当たり!

岩手産の生牡蠣

歩き疲れた身体にビールの炭酸と生牡蠣が新たな活力を与えてくれる。

幸せのひと時です。

お刺身は赤身、はまち、烏賊の3点盛りでした。写真には写っていませんが、小鉢のもずく酢は酢がキツ過ぎずとても美味しかったです。

ランチのお刺身

では、お腹もいっぱいになったことなので江ノ島まで歩いて行くとしますか。

江ノ島

江ノ島駅

江ノ島まで来ると流石に人が多く観光地に来た感じがします。

江ノ島駅の直ぐ脇にタリーズコーヒーがあり都内のどこにでも有るような風景で興醒めですが、すばな通りを歩き国道134号線を潜り抜け目の前に江ノ島がドーンと見えると観光気分が盛り上がってきます。

流石に江戸時代の中期以降になると江戸庶民の間で弁財天を祀る「江島詣」が盛んになり親しまれて来た場所でもあり、

龍神と弁財天

江戸時代を代表する浮世絵師の葛飾北斎や歌川広重など題材としても数多く登場するたげあって、令和の時代のなっても老若男女がこぞって訪れるわけです。

まあ、江戸時代の江ノ島に比べると神社仏閣の信仰に加えて今ではグルメや観光で楽しめるのに加えて、とりわけ強力なパワースポットの地としても知られています。島の反対側には岩屋と呼ばれる処があり、それは海で浸食された洞窟です。古くは弘法大師や日蓮上人が修行をされたと伝えられています。富士山の氷穴に通じていると言われる第一洞窟と「龍神伝説」の地と言われる第二洞窟とがあり何とも神秘的な光景を醸し出しているそうです。

残念ながら今回は行けませんでしたが次回岩屋を目指してパワーを貰いに行きたいと思います。

長谷

鎌倉市観光課の資料によると鎌倉に訪れる観光客の年間人数はおよそ2000万人だそうですね。

2019年5月23日の発表資料によると1059人に訪問先施設のアンケートを取った結果、一番多いのが鶴岡八幡宮で288人が回答しました。続いて多かったのが、高徳院で鎌倉の大仏で170名です。ここ長谷寺は円覚寺に続いて4番目の人気で114名の方が訪れています。

紫陽花で有名な長谷寺は、正式には「海光山慈照院長谷寺」といいます。開創は天平八年(736年)で何と今から1300年以上にも遡ります。因みに開創とは「寺院を創設」することをいいます。

それから時代が下がること江戸時代になり長谷寺の、門前には旅籠や茶屋が並び観光地として遊山客で賑わったそうである。明治40年になると江の島電鉄の長谷駅が開設され以来観光地として栄えるようになりました。

長谷寺を拝観するには、拝観料として大人400円、小学生200円掛かります。但し、鎌倉福寿手帳持参の方は200円となります。再入場は出来ません。

長谷寺と言えば紫陽花が特に有名ですが、一年を通じて色んな花を見ることが出来ます。一月の水仙に始まり、四月には牡丹やつつじ、十一月には山茶花と四季折々の花が咲いてますので季節ごとに訪れて見るのもほの時々の風情があって楽しいですね。

紫陽花の季節が過ぎても池の中に紫陽花が活けられていて正に極楽浄土に来ているかのような錯覚を覚えます。

そして、紫陽花だけでは無くてまた苔が素晴らしく良いです。お地蔵さんと苔を見てると何故か心が和んできます。皆さん立ち止まって写真に親しまれて撮影会です。

さいごに

江ノ島、鎌倉は、文政13年(1830)に柳亭種彦撰の「鎌倉江ノ島大山新板往来双六」にも画かれていることからも江戸時代の昔からずっと親しまれて来た土地だというのが良くわかります。古くは信仰から、今はグルメにレジャーとこれから時代が変わっても、この先ずっと日本人に親しまれて行くとでしょう。江ノ島から見える富士山は、日本人ならずとも諸外国の人々にも感動すら与えるのではないでしょうか。それ故パワースポットとして今日人気を集めている所以のような気がしす。

ではでは。

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