今日は、淡路町にある日本酒バー「kokori」さんへお邪魔しました。
日本酒と出汁の効いたお料理を頂けるお店です。
古い民家を改造したお店で、一階はカウンター席、二階がテーブル席となっています。
お手洗いっては二階にあり男女共用となっています。
淡路町界隈は、近くにはお蕎麦で有名な「神田まつや」あんこう鍋で有名な「いせ源」そして揚げ饅頭で有名な「竹や」など東京大空襲の戦火を免れた地域があり趣のある建物がまだ残っています。残念ながら「神田やぶそば」は平成25年(2013年)の火事で全焼し当時の建物は残っていませんが、残っていればあの界隈は当時の面影を今よりも色濃く残していたことでしょう。
さて、「kokori」さん、本日2軒目の利用なので軽めの注文です。
頂いたお酒
寺田本家 五人娘 千葉県
新政酒造 亜麻猫 秋田県
麒麟山酒造 麒麟山 岐阜県
頂いた料理
突き出し
とり貝煮
お刺身3点盛り合わせ
湯葉のピザ
日本酒は90ccで提供されてますが徳利での提供も大丈夫のようです。軽めのお酒から芳醇なお酒まで幅広く取り揃えてあり、色んなタイプのお酒を頂くことが出来ます。また、日本酒の他にも焼酎やウイスキーなども取り揃えてありますので日本酒が苦手な人と一緒でも利用することができます。
最初に頂いたのが寺田本家の「五人娘」。
相方が嗜んだのが岐阜の麒麟山。
こちらはキレのある辛口で「キレッキレッ!」だそうです。
文化放送の朝のラジオ番組「武田鉄矢今朝の三枚おろし」で取り上げられていたお酒で一度飲んで見たかったらこのお店に有りました。ちょっと独特なお酒で、発酵させれば腐らない。自然なお酒を目指して造られている蔵元さんです。
常温で提供され、発酵させてるので微かに糠臭い香りがしますしどことなく乳酸菌っぽさの味わいもあります。なのでこの手の匂いが苦手な人は受付ないかもしれませんね。
今世の中は新型コロナで生活様式がガラッと変わり、マスクが通年通してのアイテムになりました。
この新型コロナに罹らない方法の1つとして腸内細菌を整えようと言うのがあります。
どうやって整えるかと言うと、納豆や味噌汁、糠漬けなどの発酵食品を食べましょうというもの。
と言うことでもしかして自然酒「五人娘」飲んでれば新型コロナに罹らないんじゃないかと思うくらいに身体に良さそうな味わいがあります。
対して次に頂いたのが、秋田県の新政酒造の「亜麻猫」
こちらは先ほどのお酒とは真逆なお酒。
日本酒なんですがどちらというとワインっぽい感じのお酒です。なので洋食にも合います。
新政は色んなお酒があって好きです。
料理のほうは、出汁を効かした料理が特徴で日本酒好きが好みそうな珍味もあり一次会から三次会まで利用シーンに合わせて行けるのも使い勝手が良いお店です。
先ず最初に出汁の効いたお通しが出て来ます。
このお通しでこのお店の料理のコンセプトがわかります。
出汁の効いたお椀を頂くとこの先どんな美味しい料理が出てくるのかと期待が膨らみます。
お刺身三点盛り合わせ、とり貝煮と注文し、暫くして出てくるとそれぞれ別々に取り分けて提供してくれました。なかなか心憎いサービスですね。
とり貝もお刺身も美味しく頂きました。
この後は、お勧めの人気定番メニューの湯葉のピザを頂いて本日は終了です。
湯葉をピザ生地にするとそのパリパリ感からどことなくローマ風ピザに近い感じになるが、でも少し違う。これはこれで美味しい逸品。本番イタリア人は果たしてどんな感想を抱くのだろうか。少し興味のあるところだ。
日本酒と料理が美味しいお店なので、今度は今日頂けなかった料理を目当てに端から利用して見たいと思います。