ちゃんぽんと言う食べ物を知ったのが中学生の頃で、それまで麺類と言えば、うどん、そば、ラーメンくらいしか見たことがなく、街に「長崎ちゃんぽんリンガーハット」が出来て初めてちゃんぽんと言う食べ物を知った。
初めて食べるちゃんぽんは、それまで食べたどの麺類にも当てはまらず、一瞬で好きな食べ物の一つになってしまった。
スープは白濁しており今まで見たこともないような色をしていた。麺はラーメンの麺とは違っていて腰のないうどんのような食感で、初めて食べた時は、中途半端な麺だなと思ったけれど、慣れてみれば次第に美味しく感じるようになった。何よりも具沢山なのが良い。野菜や肉や魚介が盛り沢山に乗っかっている。子供心に当時は贅沢な食べ物と感じたものだった。
リンガーハットとくちゃんぽんとは
そんな当時のメニューは、麺類は長崎ちゃんぽんと長崎皿うどんくらいしかなく実にシンプルなメニューだったのが、今では色んな味のちゃんぽんが登場し、私たちの舌を楽しませてくれている。そんな「長崎ちゃんぽんリンガーハット」から「とくちゃんぽん」と題して旬の食材や地域の特産物などの素材を活かしたちゃんぽんが展開されています。しかも期間限定・地域限定で一部の店舗でしか食べることが出来ないんですよね。
食べたいと思ったらその店舗まで行かなければならないという、食べたい人は是非足を運んでみて下さいね。
では、幾つか頂いたので個人的感想をば。
背脂とんこつ醤油
のぼりの写真が余りにも美味しそうだったので何時かは食べて見よう思い、やっとその機会が出来たので頂きました。
期待が大きかったせいか実際食べてみると「?」
期待していたほどではなく、「何だか脂っこいだけだなー」と言った印象でした。
スープにもう少しコクがあるとバランスがとれて美味しいんだけどと思いました。
個人的には、ちゃんぽんじゃなくてら~めんで食べた方が美味しいかったですな。
北海道コーンバターみそ
2020年7月3日から西日本地域限定で販売された「北海道コーンバターみそ」がここ東日本でも販売されていたので食べてみることにしました。
前回の「背脂とんこつ醤油」が今一だったのでこちらは余り期待度しなかったのですが、意に反して「北海道コーンバターみそ」美味しかったです。コーンは100g入ってるそうでほぼ食べ終わったあとのスープからは、これでもかと言うくらいコーンがでて来ます。とても甘いコーンで美味しいです。北海道の味噌ら~めんの味噌はどちらかと言うと赤いイメージですがそこまで赤く無くてどちらかと言うと合わせ味噌のような感じです。
味噌、バター、コーン、この組み合わせは最強です!お腹に余裕があれば、ご飯いってますね。
閑人閑話
ある時から長崎ちゃんぽんの味が変わったことに気が付いた。と同時に飴色をしたべちゃっとした玉ねぎが具の中に入っていることにも気が付いた。良く良く厨房を覗いてみると、普段は余り気にも止めなかったのだが機械でちゃんぽんの具を炒めているではないか。今まではちゃんと人が調理していたのに。
その後暫く経ってから何かの雑誌か何かで読んで知ったのだか、リンガーハットとしては調理師に依ってどうしても味のばらつきがあり、美味しいちゃんぽんを出す店舗とそうでない店舗を何とかしたかった。この課題を解決するための方法が機械で調理することだったそうです。
また人が調理したちゃんぽん食べてみたい今日この頃。また復活しないかなー。