宇都宮でイメージするのは先ず餃子、そして次にイメージするのが宇都宮の釣天井です。
江戸時代の初期元和8年(1622)宇都宮藩主の本多正純が日光を訪れた二代将軍徳川秀忠を宇都宮城の天井に仕掛けた釣り天井で暗殺を図ろうとした事件です。
実際には釣り天井など無く、別な原因で改易となったとか。
そして餃子と云えば、餃子の消費量は宇都宮市と浜松市でこれまで1位2位を競っていましたが、2023年にこの2強に割って入ってきて1位となったのが何と宮崎市でした。
餃子にかける情熱は熱く餃子業界一丸となり通年で全国餃子の消費量1位に輝いたとニュースになっていました。
2023年は惜しくも2位という結果になった宇都宮の餃子通りに「味楽ろく」という居酒屋があります。
料理の写真が美味しそうだったので今回行ってみることにしました。
予約は必須
御夫婦お二人で営まれているお店はカウンター4席、テーブル4席と5席、小上がり6席とあり都合19席と丁度良い席数のお店です。
今回お伺いした時は、入口扉に『本日満席のため・・・・』とお知らせしてありました。
なので、お伺いするなら予約したほうが確実かと思います。
栃木の地酒が飲める
栃木に来ているので当たり前と云えば当たり前ですが、栃木の地酒が飲めます。
地酒が13銘柄、県外のお酒が9銘柄ほど壁の黒板に書いてあります。
- 惣譽 特醸酒
- 惣譽 生酛
- 望
- 姿
- 松の寿
- 鳳凰美田
- 仙禽
- 辻善兵衛
- 大那
- 七水
- 四季桜
- 朝日栄
- 忠愛
県外のお酒は、伯楽星、廣戸川、赤武など東北地方の地酒が多いようてす。
お酒の量はグラス一合と6勺くらいの(小)での提供となっていますが、一合は徳利での提供もあります。
また、色んなお酒を飲み比べたい人向けに『飲み比べ3種盛』が有るのが嬉しいですね。
さて本日頂いた地酒は『惣譽 生酛』と『望』の2銘柄です。
女将さんの話しによると惣譽は県外では余り出回っていない銘柄で殆どが県内で消費されている日本酒だそうです。
望は蔵元が「未来への日本酒の挑戦」として立ち上げたお酒で、飲んでみると少し酸味が感じられて旨味のあるお酒でした。
惣譽も美味しいですが、どちらかと云うと望のが好みです。
どれも美味しいそうなおすすめ料理
対するアテは、「本日のおすすめ」の中から「イワシのタタキ」と「鶏と葱の岩塩焼き」を注文です。
栃木は海なし県ですが、とても脂が乗っていてとても美味しいイワシです。
因みにに本日のいわしは岩手県産だそうです。
「鶏と葱の岩塩焼き」も皮がパリッとしていてジューシーな鶏肉です。葱も甘みがあって美味しいです。
他にも美味しそうな料理が沢山あって今日一日では食べきれないのが残念です。
お店の雰囲気も落ち着いていて女将さんも付かず離れずの接客で居心地の良い居酒屋さんです。
宇都宮に来た時は暫くここに通いそうになりそうです。
本日はご馳走さまでした。