本日は、秩父の蕎麦を食べにここ横瀬にある「手打ちそば まちだ」へやって来ました。
東京の桜は既に散って来ましたが秩父の桜は今が満開です。今年は例年より早く桜が咲きその後天候も良くなく東京の桜は散るのが早いような気がします。
「手打ちそば まちだ」の場所は国道299号線から脇道に入り、少し奥まった所にあります。近くには札所八番西善寺や武甲山御嶽神社がありるのでこのお寺を目標にするといいでしょう。車で行く場合はカーナビをセットして行ったほうが楽かと思います。
お店には駐車場があり、4~5台程の置けるスペースが有りますがそんなに広くありません。道端も狭いのであまり大きな車は少し辛いかもしれません。
本当に長閑な場所にあるお蕎麦屋で、一軒家の古民家です。天井には太い梁がありそこにはお洒落な扇風機が取り付けられています。
テーブル席と小上がりがあり合わせて20人以上入れるスペースとなっています。
お手洗いは男女兼用で一つだけ。歴史を感じるお手洗いです。
何でしょうとっても田舎に来た雰囲気があります。
今で見ることのないストーブもまるで時代に取り残された空間にタイムスリップして来た様な感覚になります。
またこの空間にとてもマッチした老夫婦がとても良い味を出していて何だか日本昔ばなしの一場面のようでした。
さて、肝心のお蕎麦ですが、メニューは天井の梁に貼り付けられています。
どれも美味しそうですが本日は天ざるを頂きます。このお店も蕎麦が無くなり次第閉店の様ですので三たて蕎麦を頂けることになります。
注文をして程なくして天ざるの登場です。
蕎麦は所々に黒いホシが見え隠れする蕎麦で、麺の太さも均一ではなく如何にも手打ちだと判る蕎麦です。
汁は甘くなく辛くなくあまり特徴のない普通に美味しい汁でした。
薬味にはワサビと刻んだ長ねぎとおろし大根が付いてきます。
蕎麦の量も多すぎず少すぎず丁度良いのではないでしょうか。
さて天ぷらですが、ネタは海老一本、かぼちゃ、さつまいも、タラの芽の4種類です。
衣は少しモチっとした感じの衣でサクっとした衣ではないです。
特筆すべきは海老で、とてもプリプリしていて身もしっかりあります。あの衣で嵩まししたなんちゃって海老の天ぷらではありません。この海老だけを食べに来ても良いかもしれません。それくらい良かったです。
秩父の田舎で食べる蕎麦は春のうららかな日射しの中でとても気持ちのいいランチでした。
お店の奥には一本の桜の木があります。見事な桜を咲かせています。
食べてよし、観てよしの「手打ちそば まちだ」でした。
2024/7/4追記
こちらのお蕎麦屋さんは既に閉店されているようです。
海老の天ぷらがとても印象に残る一品でした。
店舗名 | 手打ちそば まちだ |
住所 | 埼玉県秩父郡横瀬町横瀬577 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | 有り 狭い |
詳細 | 食べログ |