埼玉県川越といえば、小江戸の風情漂う街並みが観光の魅力ですが、その魅力は歴史的な建造物だけではありません。埼玉の郷土料理「武蔵野うどん」を提供する人気店「うどんとお酒 土麦」は、観光客や地元の人々に愛されるお店の一つです。今回の小江戸散策では、そんな土麦さんでランチを堪能してきました。観光がてら美味しいうどんを食べたい方にぴったりのお店をご紹介します。
小江戸川越と武蔵野うどんの歴史に触れる
川越が「小江戸」と呼ばれるようになったのは、江戸時代に松平信綱公が川越街道と新河岸川を整備したことがきっかけ。江戸との物流や文化交流が盛んになり、独自の発展を遂げたこの街には、今も当時の趣が残る風情豊かな街並みが広がっています。
そんな川越の食文化を語るうえで欠かせないのが「武蔵野うどん」。このうどんは、武蔵野台地で育った小麦を使い、素朴ながらも力強い食感と風味が特徴です。埼玉や多摩地域を中心に伝わる郷土料理で、土麦さんはその魅力を存分に引き出したメニューを提供しています。
観光地ならではの混雑も!人気店「土麦」
土麦は、西武新宿線「本川越駅」から徒歩7分ほど、小江戸川越七福神の一つ、蓮聲寺の門前にあります。この日は桜が咲き始めた三連休の土曜日。春の暖かな陽気もあってか、川越の街は観光客で大賑わい。お店に到着したのは開店15分後でしたが、すでに1階のカウンター席とテーブル席はほぼ満席。辛うじて座ることができましたが、その後も続々とお客さんが訪れ、人気の高さを実感しました。
ちなみに、土麦には2階席もあるので、1階が満席でも店員さんに確認してみることをおすすめします。案内があれば、意外とすぐに席につけることもありますよ。
本日のお品書き
- 鶏天と桜エビの梅しそおろし生醤油うどん
今回注文したのは「鶏天と桜エビの梅しそおろし生醤油うどん」。一見シンプルなメニューですが、食べ進めるほどにその奥深さを感じる一品でした。
鶏天|柔らかい肉質とサクサク衣が絶品
まず感動したのが鶏天。衣はサクサク、鶏肉は驚くほど柔らかく、噛むたびにジューシーな旨味が広がります。そのままでも美味しいですが、添えられたゆず胡椒を少し付けると、ピリッとした辛みが加わり、さらに美味しさがアップ。これは間違いなくビールが欲しくなる味です。

桜エビの梅しそおろし生醤油うどん|季節限定の贅沢な味わい
そしてメインの桜エビの梅しそおろし生醤油うどん。香ばしく揚げられた桜エビがうどんの上にたっぷりとのり、大根おろしと練り梅がアクセントに。ほんのり酸味の効いた梅と桜エビの香ばしさが絶妙なバランスで、箸が止まりません。

うどんは程よい歯ごたえで、噛むたびに小麦の風味が広がる素朴な味わい。やや長めのうどんは食べ応えがあり、シンプルな生醤油がその美味しさを引き立てます。ただ、生醤油の量が少なめなので、喉越しを求める方にはもう少し汁気があると良いかもしれません。それでも全体的に大満足な一品でした。
土麦のその他人気メニューも見逃せない!
次回は、メニュー表で気になった「レモンの冷やかけうどん」(900円)を試してみたいところ。薄切りのレモンがうどんにたっぷり入った清涼感のある一品で、これからの暑い季節にぴったりです。また、メニューにはお酒も豊富に揃っており、夜は一品料理をお供にお酒を楽しむのも良さそうです。
川越観光と一緒に立ち寄りたいおすすめの一店
観光地の真ん中にありながら、しっかりとした郷土の味を提供してくれる「土麦」。アクセスも良く、観光ついでに気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
川越の歴史ある街並みを散策し、武蔵野うどんで締めくくる旅は、間違いなく充実したものになるはず。次回訪れるときには、夜の雰囲気を楽しみながらお酒と一緒に武蔵野うどんを味わってみたいと思います。
本日はご馳走さまでした。
店舗情報
店舗名:うどんとお酒 土麦
住所:埼玉県川越市連雀町9-1
営業時間:11:00~15:00
土曜日のみ+夜営業 18:00~21:00
定休日:火曜日
楽天トラベル 川越・東松山・志木・和光 ホテル・旅館