今日は三連休の土曜日に小江戸川越のうどん屋さんへ観光がてらランチへ行って来ました。
桜も開花して今日は春の心地よい気候というよりかもうそこまで夏が来ていると思わせるような日差しでした。
今世間ではコロナウイルスで大変な危機に陥っていて自粛ムードが漂ってますが、ここ川越は三連休と言うこともあってかそんな自粛ムードも何処へやら、大勢の人で賑わっています。
川越が小江戸とも呼ばれるようになったのは、1639(寛永16)年に当時の川越藩城主の松平信綱公が川越街道と新河岸川を整備してから江戸との太いパイプが出来て、川越からは農産物が江戸からは学問や文化芸能の流通が行われていくようになったからです。
また、当時の物流は河川の舟運や海運が大量の物資を運べるので陸路よりも舟で物資を運ぶほうのが主流でした。
こちらの「うどんとお酒 土麦」さんは、西武新宿線の本川越駅から徒歩7分くらい歩いたところ、小江戸川越七福神の一つ福禄寿を祀っている蓮聲寺の門前並びにあります。
武蔵野のうどんが食べられる
土麦さんで出されるうどんは、武蔵野うどんと呼ばれるうどんです。武蔵野台地で取れた小麦粉を使用しているのが名前の謂れで、主に東京は多摩地域と埼玉県に伝わる郷土料理です。
うどんを食べた印象は、固すぎず柔らかすぎずで丁度いい歯ごたえだと思います。お年寄りで歯が頼りなくなって来た方でも大丈夫かと思います。
うどんの腰は好みの問題なのでこの固さに合う人は美味しいと感じることでしょう。
流石に観光地だけあって開店15分過ぎにお店に到着しましたが、もう既にほぼ満席状態。辛うじて入ることが出来ました。
その後も続々とお客さんがやって来ます。もう満席で入れないだろうと思っていたら、2階もあるんですね。案内されてました。お店の中を伺って満席と諦めて帰ってしまったお客様も居たので、1階が満席でも取り敢えず中に入って席の確認はしたほうが良いでしょう。入れる可能性があります。
一階はカウンター席とテーブル席があります。二階には行きませんでしたので今回は不明です。お手洗いは一階に男女兼用で一つでした。
柔らかい肉質の鶏天と桜エビの梅しそおろし生醤油うどん
今回頂いたのは、鶏天と桜エビの梅しそおろし生醤油うどんです。
鶏肉は、柔らかくまた衣もサクッと揚がっていてとても美味しい鶏天です。ビールにとても合うんじゃないでしょうか。そのまま頂いても美味しいですが、ゆず胡椒を付けると辛さが加わり益々ビールが進んでしまいます。
メニューを見るとレモンの冷やかけうどん(900円)か人気のメニューの様でした。薄く切ったレモンがいっぱい入っていてこれから暑くなる季節には美味しそうな一品でした。
でも、今回は季節メニューの桜エビの梅しそおろし生醤油うどんを注文。
桜エビは揚げてあり練り梅に大根おろしがトッピング、予め生醤油が掛かってある一品です。
こちらの桜エビの衣もサクッとしていて美味しかったです。
うどんが思いの外長くて途中で噛みきらないことには食べることができません。武蔵野うどんとはこんなにも長いうどんなのでしょうか。
生醤油も少量で、もう少し汁があると良いか感じです。汁気が無いと喉につっかえそうです。
全体的に桜エビの香りと梅の酸味で美味しく頂けました。
場所柄しょっちゅう来れませんが、また訪れることが有れば是非食べてみたいと思いました。
最後までお読み頂き有難うございます。