宇都宮に来たらやっぱり餃子でしょう。
と言うことで本日の締めのご飯に選んだのが中央通りにあるお店「生きてる餃子 バリス」です。
既にお店の前には順番待ちで何人かお客さんが並んでいいます。
これは期待が出来ます。
でも何で宇都宮が餃子でそんなに有名になったのか、興味が湧いたので調べてみると、それは今から70年以上も前の大東亜戦争の時まで遡ります。
当時宇都宮市に駐屯していた第14師団が満州に渡り、その後帰国し宇都宮市に餃子が広まったそうな。
更に時は流れ、平成2年に市の職員グループが市のPRのために色々と調べたところ、宇都宮市の一世帯辺りの餃子購入額が日本一であることに気がついたことにより一気に宇都宮の餃子が全国に知れ渡るようになったとか。
宇都宮のみなさんと餃子愛が今の日本一に繋がってるっていうことが良く解るエピソードですね。
しかし、本当に宇都宮は餃子のお店が沢山あって何処で食べようか迷ってしまうくらいです。
さて、店員さんに呼ばれたので中に入って頂きましょうか。
本日のお品書き
- 焼餃子
- 水餃子
- 牛だしのフォー
- ご飯とスープ
焼餃子
ニンニクを使わないここの餃子は、皮が厚めでもちっとしていてジューシーです。中のお肉もしっかりと入っていてとても美味しかった。
水餃子
焼餃子よりももっともちもちっとした皮の食感で、ツルっと口の中に入って噛むとジュワーっと肉汁が出てくるこの幸せ感たまりませんな。
熱々で食べると火傷するのでご注意を。
牛だしのフォー
パクチーが効きているので、パクチー好きには堪らないかと思う。牛出汁も濃すぎずあっさりとしたスープで美味しい。
フォーは飲んだ後の胃には重たく無くて次の日のダメージは少ないような。これからはらーめんよりも米粉で作られたフォーが良いなと思った次第。
ご飯とスープ
以前、「香蘭」で餃子を食べたことがあり、美味しいんだけどどうも塩っぱくて自分には合わなかったけれど、ここの餃子はそこまで塩っぱくなく、美味しく食べられました。
ところでテーブルには見慣れない調味料が置いてあるのに気付き、ラベルには「山西老陳醋」と書かれています。
どうやら餃子のタレで使う中国のお酢のようです。
餃子につけるタレも色々ありますが、ここのお店では黒酢で食べるようです。あと酢と白コショウで食べるのが好きな人もいます。実際に酢コショウで食べてみたらさっぱり味で案外イケると思いました。
暑い日の餃子はこの食べ方が良いかもしれません。
で、この黒酢で食べる餃子も普通のお酢とはまた違った味で一段とコクや風味が感じられます。
いやー、一気に黒酢派になりました。
今回初めてお目にかかった黒酢ですが、後で調べて見ると読み方は「さんせいろうちんさく」と読むそうです。
行き当たりで入ったお店ですが当たりでした。
他にも美味しそうな料理があったのでまた食べに来たいと思います。
それでは今日はお腹もいっぱいになったのでこれで帰ることにします。
本日はご馳走様でした。