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人の体は川の流れのように出来ている。何を食べるか健康にとってそれが重要だ。

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人生100年の時代を迎え多くの人が長生きする時代になってきつつあります。サラリーマン人口の多い日本では今のところ多くの企業が60歳で定年です。その後の人生は長生きする人であと40年近くもあります。

平均寿命は男女とも80歳を超えてますので、事故や病気などで命を落とさなければ、殆んど多くの人は定年後20年以上は生きることになります。

今60歳の人は、昔の60歳の人と比べるととても若く見えます。印象的には10歳くらく若く見えるでしょうか。

周りの60歳の人たちを見ていると気力体力も当時僕が子供の頃の60歳の人達よりも全然エネルギッシュだと感じます。

そこで、60歳過ぎてからも元気で居られるにはどうしたら良いか、色々な要因はあるかと思いますが、その中でも重要な要因の一つとして考えているのが食事じゃないでしょうか。

いつまでも健康でいられるには、食事や運動が健康な体を維持する上で重要な要因となると思います。

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人の身体は何で出来ている?

その前に人の身体は何から出来ているのでしょうか。

それは大まかに言って人体の3分の2は水分です。残り3分の1をたんぱく質、炭水化物、脂肪の順で構成されています。

こうして見てみると普段私達が毎日食べている食事内容と一緒ですよね。

毎日何かしらの飲み物は飲んでいるし、炭水化物は、ご飯やパン、ラーメンなどからたんぱく質や脂肪は肉や魚から摂ってます。

こうして改めて見てみると普段の食事内容が直接私達の身体を作っていることがわかります。

ヒトの細胞は生まれ変わる

ところで、もう少し人の身体を細かく見て見ると、人間の体は60兆個の細胞から出来ていると言われています。一つ一つの細胞が集まって骨、筋肉、心臓や肝臓などの臓器などが形成されて人の体を構成しています。

なぜ骨や筋肉などになるかと言うと一つ一つの細胞の中に設計図となるDNAがあるからなんです。

私たちの手、足、顔、各臓器などすべてはこのDNAの設計図に基づいて体が作られています。

分子構造イメージ

そしてこれら細胞には一定の寿命があり、ある時間が経過するとそれまでの細胞は死に、新しく同じ細胞が作られます。何故同じ細胞が作られるかと言うと、DNAと言う設計図があるから設計図通りに元の細胞をコピーして同じ細胞を作くることが出来るのです。

話は脱線しますが新しい細胞が生まれるのだから若々しい生まれたばかりの赤ちゃんのような皮膚や臓器に生まれ変われるかと言うとそうではなくて「老化」の仕組みでそのようにはならないんですね。細胞は新しいけど見た目が古い。残念⤵️

と言うことで、古くなった細胞を捨てて新しい細胞を作ることで私達の身体は生命を維持しています。

ところが髪の毛や皮膚などは周期的に新しい細胞に生まれ変わりますが、心臓など一部の臓器は生まれた時の細胞のままの臓器もあるんですね。これがまた人体の不思議と言いますか、生命システムの複雑を垣間見るような気がします。

細胞の入れ替わり周期は個人差があるようで、若々しく見られたり老けて見られたりと言ったことは、これが要因の一つでもあるようですね。

何を食べるかが大事

こうして見ると、人の身体は代謝を繰り返しながら作られていることがわかります。

骨や皮膚や各臓器は日々新しい細胞へと生まれ変わることでその機能を維持している訳なので、新しい細胞に作り替えると言うことは、細胞をつくるための材料が必要になってきます。

ステーキや焼き魚、サラダなど毎日食事をすることで、肉や魚や野菜だったものが胃や腸などの各身体の臓器を辿ることにより、分子レベルまで分解され、必要な場所へと運ばれて再編されます。

つまり、食事をすることによって食べ物を体の中で分解して体の必要な箇所に合うように合成し補っています。

こうして代謝によって生命を維持していて細胞が日々入れ替わっていると考えると数年後前の自分と今の自分は別な物質で出来ていることがわかります。

毎日何処かの細胞が死んで新しい細胞が誕生している。あたかもそこにその人は存在して見えているけれど、実は人の身体は目には見えないミクロの世界では、身体のどこかが消えて失くなっては新しく造り出されているといったことになり何とも不思議な感じがします。

それは正に川の流れと同じように川はそこにあり絶えず水は流れているけれど、一点を見つめた場合そこにある水の分子は絶えず入れ代わっていると言う、人の身体も絶えず細胞が入れ代わっているので川の流れと同じようなものである。

こうして考えてみると、やはり健康な身体を維持していくには普段から食べている食事の内容が重要だと改めて感じます。

身体が分解出来ないような添加物まみれの食品は極力食べないようにして、分解出来る自然食品を積極的に食べ、そして四季折々旬な食材を食べエネルギーを貰うことで病気知らずの健康な身体を維持していけるのではないでしょうか。

最後に鴨長明の「方丈記」の一節が正に人の体にも当てはまるように思います。


行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

「方丈記」鴨長明
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