一品で勝負する店がある。
田町にある。
それはトンテキである。
トンテキとは何ぞや!
早速google先生に聞いてみました。
ふむふむ、豚のステーキでトンテキ!
なるほど、ビフテキに対応したネーミングなのね。知らなんだ。
四日市発祥でこのトンテキを名乗るには、4つの条件を満たさないと名乗れないらしい。
それは・・・。
- 黒っぽい濃いソースが使われていること。
- 厚切り豚ロースがソテーされていること。
- ニンニクが添えられていること。
- 付け合わせは千切りキャベツが主であること。
だそうである。ここのお店の豚肉は、「桃豚」と書いてあるのでついでにこのブランドも調べてみた。
十和田湖高原ポークなどのポークランドグループによるSPF豚で、かつBMW技術による桃豚が過ごしやすい環境で飼育された豚ということです。
BMWと言えば、あの車のBMWが養豚の技術提供をしているとは!
車の技術を養豚に応用とは凄い、高性能な豚が飼育されるのか!?全然イメージつかない。と思っていたらその通りで、車のBMWとは全然違っていました。
B:バクテリア
M:ミネラル
W:ウォーター
この3つの文字を略してBMWと呼び、土の中のバクテリアと石のミネラルを利用して汚水を浄化させる技術だそうだ。そりゃあそうだね車のBMWが養豚の技術提供をしているなんて話は聞いたことがないや。
つまり桃豚は、SPF豚×BMW技術で安全安心な豚肉ということなんですな。
で、ここの玄米もコシヒカリ100%玄米とメニューに書いてあり、実際頂くと柔らかく炊かれていて、やや甘味が感じられ、食感も所々プチプチしている玄米です。ここのお店で提供される食材は国産品なので食べていて安心感があります。
付け合わせはキャベツの千切り、ポテトサラダが少々あります。
ソースは、ウスターソース、デミグラス、味噌、醤油、味醂を配合しているそうです。 ソースのベースはウスターソースのようですが 、デミグラス、味噌が入っているのでびしゃびしゃした感じではないです。味は濃すぎず薄すぎず少しとろみのあるしっかりとしたソースに仕上がっています。それはいいのですが肝心の桃豚の味がソースに負けているような感じもします。決して美味しくないわけではありませんが、豚肉自体の味もしっかり出るとなお美味しく感じることでしょう。
ここのお店の嬉しいところは、ごはんと味噌汁のお代わりが自由なところです。
でもお茶碗の底が深いので普通にお代わりすると結構な量になります。味噌汁も熱々で出てきていい感じです。また、夏のシーズンになると味噌汁が冷汁に変わります。暑い日には玄米ごはんに冷汁をぶっかけてい頂くのもいいかもしれません。
兎に角メニューはとんてき一品勝負。潔し。