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【千葉県にある美味しいうなぎ】成田山新勝寺の山門脇にある「駿河屋」のふっくらとした鰻に舌鼓!

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成田と言えば成田山新勝寺。そしてうなぎが有名ですよね。何故か必ずうなぎを食べてしまう。それほどうなぎの美味しいお店が軒を連ねています。その中でも食べログで成田山で検索して一位の駿河屋さんへうなぎを食べに行きました。果して食べログの評価通りの実力のうなぎ屋さんなのでしょうか。楽しみです。

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何故、成田山はうなぎで有名なの?

これは江戸時代にまで話は遡るんでるね。成田山は、江戸時代において成田詣といって一種のブームで、観光地となっていました。当然今と違って数時間で江戸から成田まで行ける訳はなくお寺の参道には旅籠(今で言う旅館のこと)や料理店が軒を連ねていました。

元々成田は近くに利根川や印旛沼があり川魚が豊富に獲れたので川魚料理を出すお店が多かったのですが、江戸の人達の成田山詣がブームとなりどっと人々がやって来ることで次第にうなぎを出すようになりました。

え、何故って?

それは、江戸の人達がうなぎが大好きだからです。

うなぎの新しい料理方法と平賀源内

うなぎは今でこそ蒲焼き(開いてうなぎの脂を落として調理)で頂きますが、江戸のある時期まではぶつ切りにしてそのまま焼いて味噌、醤油、塩などを付けて食べてました。なのでうなぎの脂を落とさずに食べていたので脂っこくしつこいので人気のない食べ物でした。特に武士などは下賎な食べ物として食べませんでした。

それがうなぎを開いて蒸して脂を落としてから焼き、醤油、味醂などで調合したタレを着けて焼く調理方法が開発されてからうなぎを格段に美味しく食べられるようになりました。

そして更に、江戸時代のマルチタレント平賀源内(1728~1779)が土用の丑の日には精の出るうなぎを食べようと宣伝し、これが大当たりとなり、うなぎの蒲焼きという新しい調理方法で今までより美味しく食べられるようになったため、江戸の人達の爆発的な人気料理となりました。

この土用の丑の日にうなぎを食べる風習が1700年代の後半から現代(2019)まで約200年以上も続いているんですね。

それだけうなぎは美味しいということなんですよね。

そんな江戸で人気のうなぎを、成田山詣にやって来た江戸の人達の需要に応えるために、次第に川魚からうなぎへシフトして今に至ると云うわけです。

山門に一番近い駿河屋

成田山 山門脇にある駿河屋

成田山新勝寺の参道には幾つものうなぎ屋さんがあります。その中で一番山門に近い「駿河屋」さんにお邪魔しました。

江戸時代からの創業で元々は旅籠屋から始まり鉄道の発達により江戸から日帰りが出きるようになってからは旅籠から飲食へ業態を変更したそうです。

実は山門での旅籠屋の創業年が不詳で寛政10年(1798年)の文献に載っている記録があることが判っているだけだそうです。それでも200年以上もの歴史のあるお店です。

ホスピタリティーの高い仲居さんたち

お店は、1階と2階があり、1階はテーブル席、2階はお座敷となってますがこちらも畳の上にテーブルと椅子があってテーブルで頂けます。

駿河屋2階お座敷

1階より広々としていて何だか寛げます。

またこのお店、矢鱈仲居さんが多いです。

それもその筈、食べログ情報によると

席数が全部で200席。外観、内観からはそんなに入るとは少し想像出来ないんですがそれだけの人数が入るとなるとやはり仲居さんの数もそれなりに必要となってくるのでしょう。

で、こちらの仲居さん達の接客が良い感じで、愛想も良くお客さんへの気配りもあって嫌な感じかしません。素晴らしいです。

ふっくらと焼き上がったうなぎ

こちらで提供されるうなぎは、創業者が静岡県出身と言うことも関係しているのか、南アルプスの伏流水で育てられたブランドうなぎ「共水うなぎ」を使用しています。

駿河屋 うな重

「共水うなぎ」は2年の歳月をかけ、擬似的に春夏秋冬の四季を体験させて育てられたうなぎだそうです。身はふっくら、焼くいて香ばしく、そんなうなぎに育て上げられているそうです。

実際にいただくうなぎは本当にふっくら、柔らかく、臭みもなくとても美味しいうなぎです。

たれは地元下総醤油を使った少し甘めのたれ

千葉の醤油と云えば野田のキッコーマンが有名ですが、地元の下総醤油を使用しているそうです。

この下総醤油は、材料がすべて国産品を使用した拘りの逸品となってます。

これに三河味醂の白九重味醂を使用し作られた秘伝のたれです。

味醂と云えば本みりん今年東京の酒蔵見学に行った時に、その酒蔵で作られている本みりんを飲んだんですがこれがまた美味しいのなんの。みりんってこんなにも美味しい飲み物だったんだって、衝撃の体験をさせていただきました。

400年以上もの歴史のある豊島屋酒造の酒蔵見学に行って来ました。
5月の初旬、春の日差しよりも夏の日差しを感じるくらいの暑い日、時代も平成から令和へと変わり新たな時代が始まろうとしているそんな日にここ東村山市にある酒蔵「豊島屋...

そして本みりんで作った料理がまた一味も二味も違うんですよ。

なので、こちらの九重味醂も本みりん、うなぎのたれが不味いわけがないじゃないですか。と直ぐに想像できます。また本みりんの甘さは本当に嫌みのない上品な甘さなので、値段は高いですが、料理を作る際に使う場合は本みりんはおすすめです。

そんな拘りのうなぎのたれは、少し甘めで、でもあっさりしてて、ふっくらうなぎと絡んでより一層美味しくいただけます。

追いタレが付いて来ますのでお好みに合わせてタレをかけて食べることが出います。

成田山へ来てうなぎを食べる時に迷ったら、駿河屋さんがおすすめ

と云う事で、成田山には数多くのうなぎ屋さんがありますが、どこのお店に行こうかと迷ったら駿河屋さんは山門にも近く、また特上うな重もうな重もうなぎの量の違いだけでうなぎ自体は同じものを使っています。外れのないうなぎを提供してくれますので迷ったら駿河屋さんがおすすめです。

うなぎは注文してから来るまでに時間がかかります。駿河屋さんで約25分かかります。

待っている間は口さみしいので何か一品料理でも注文して待ちましょう。

今回はだし巻き玉子を頂きました。出汁の香は若干抑え目で少し甘めのだし巻き玉子です。

駿河屋 だし巻き玉子

今日は平日。11時過ぎごろから続々とお客さんが入ってきました。流石は人気のお店です。

早目に入って正解です。

さて、美味しいうなぎを食べてお腹もいっぱいになりました。少し参道をぶらり見物した後、成田山へお参りして帰るとしますか。

それではではまた。

店舗名駿河屋
住所千葉県成田市仲町359
営業時間11:00~16:30ラストオーダー
定休日木曜日
詳細食べログ ぐるなび

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