今日は、ちょっと贅沢に銀座でイタリアンです。さすが銀座、事前に何処に行こうか探したら、お店がいっぱい有りすぎて何処にしようか迷う迷う。
色々と探した結果、銀座8丁目は三原通りにあるイタリア料理のお店「リストランテソットラルコ」さんに決めました。
並びにはお鮨で人気の「鮨あらい」や「鮨かねさか本店」があります。
普段はもっと手頃な値段のカジュアルなお店ばっかりですが、このお店はサービス料を取るだけあって流石にちゃんとしてます。
出て来る料理は、見た目も綺麗で美しく、味も日本人好みの味で、まあ一言で言えば美味しい。
全体的に優しい味で、和食に例えると出汁の効いた料理とでも言ったような印象を受けました。
しっかりと味はあるが胃にもたれない料理ですね。久し振りに満足の行く料理でした。
こちらのお店の料理は1コースのみで鮮魚のカルパッチョから始まり最後のデザートまで全部で10品出て来ます。
一皿のポーションは少量なので女性でも充分食べられる量になっています。
それでいて料金は6,800円とお値打ち感満載です。
本日のコース内容を一通り説明してくれてますが、内容をグレードアップしたい人や料理に使う食材を変更したい人のためにオプションが用意されています。
これがホールのお姉さんなかなか進め上手で、やたらオプションを推して来る。またそのオプションも魅力的な料理なのでついつい変更してしまいそうだが、調子に乗って変更すると6,800円のコースがあっと言う間に天城越えならぬ諭吉超え。
因みにオプション料金は、安いもので1,200円から高いもので3,000円以上でした。
お酒は、シャンパンが1,800円、グラスワインが1,000円からおいてある。すみませんボトルの金額は失念しました。
ワインが余り良くわからない人には、ペアリングと言って、6,500円でシャンパンから始まり料理に合わせてお店側が飲む人のペースに合わせて出してくれるサービスがあります。
一杯の量を聞いてみたところ、グラスワインの大体1/3の量とのこと。種類も4~5種類でるそうです。
まあ、ワインはあまり良くわからないのでここはお店の人にお任せということでペアリングをお願いしました。
これが頼んでみて正解でした。
シャンパンから始まって最後にグラッパまで勧められて何と8酒類も頂きました。
ワインも、赤、白と料理に合わせて色々とでて来ます。そして料理の途中で飲み干したら追加で注いでくれるのもいいですね。
そして、面白かったのは途中で日本酒がでて来ました。
出て来たのは新政の亜麻猫。初めて飲みましたがそれほど日本酒っぽくなくて、日本酒が苦手な人でもすんなり飲めるかなと思います。それにこの日本酒、ここの料理に合います。
出で来たタイミングが冷製パスタの時でしたが、その前に出て来た料理に合いそうな印象ですね。
蛤のスープ仕立ての時に亜麻猫も飲みたかったなぁ。
松重豊じゃないけど、「早く出してよー」
ペアリングは6,500円かかるけれど、最後に食後酒のグラッパまででて来たし、ワインもどれも美味しくて、これなら十分満足の行くお酒の提供でした。
料理もワインも一つ一つ丁寧に説明してくれるので料理やワインの知識が増えるのも良いですね。でも飲み過ぎてしまい殆んど覚えてないという落ちがありますが。それにカタカナが覚えられない。残念!
と言うことで料理とお酒は、コース一本となっていますがオプションがあることで、料理の好みやお酒の飲む量を考えて柔軟に対応が出来るシステムになっています。
ただ一つ残念なのが、オプションで料理を変更する場合、全員変更となってしまうこと。
二人で来た場合、一人だけ変更出来れば料理をシェア出来て更に満足度も上がるのだがこれが出来ないのが残念でした。
料金にはサービス料として10%加算されますのでオプション追加は慎重に、予算関係無い方は食べたい料理を迷わずチョイスしたほうが良いでしょう。どれも美味しいですから。
店内はカウンター8席とテーブル10席とあり全体的に落ち着いた雰囲気のお店です。テーブル席は他のお客と目線が合わないレイアウトになっています。また、カウンター席は、オープンキッチンなので料理を作るところが見られるようになってます。
そして、お手洗いは男女兼用ですがとても綺麗なお手洗いです。
シェフが市場でその時々の旬の食材を仕入れて食材の味を引き出す調理をするそうなので、訪れる度に新しい発見がありそうです。
カップルや女子会、記念日などちょっと贅沢したい時にはとても良いお勧めのお店です。
そして本日は色んなワインを頂きましたが、中でも店名と同じ名前の赤ワインは、とても飲み口が良くて料理とワインがとてもマッチしていて美味しかったです。