都電荒川線は三ノ輪橋停留場から早稲田まで約12.2キロメートルを30の停留場で結ぶ都内唯一の路面電車です。現在は東京さくらトリムと言う愛称で呼ばれています。
お盆休みのうだるような暑さと台風10号の接近中の不安定なお天気良くないかも中都電荒川線のぶらり散歩に行って来ました。
途中ゲリラ豪雨にあいましたが何とか目的を達成することが出来ました。
切符の種類と買い方
主な切符の種類
・普通乗車券
・1日乗車券
・回数券
都電荒川線の普通乗車券は、一回の乗車に大人170円(IC165円)/子供90円(IC82円)で全区間乗車出来ます。
回数券は170円券×6枚+100円券×1枚と90円券×12枚+40円券×1枚の2種類あって1000円となっています。
今日はぶらり散歩なので1日乗車券を購入します。
1日乗車券も幾つか種類があって次のようになっています。
・前売り券
・当日販売券
・ PASMO・Suica に登録
前売り券と当日券があり都電の車内、荒川電車営業所、都電定期券発売所、三ノ輪橋おもいで館で発売しています。
また、PASMO・Suicaでも利用できます。
前売りは販売しておらず、当日限り販売の1日乗車券となっています。都電の車内のみで発売します。
今回ネットで色々調べているなか三ノ輪の商店街「ジョイフル三ノ輪」にあるコーヒーショップ「ぱぱ・のえる」で1日乗車券が買えると言うことでコーヒーを飲みに行きがてらこちらで切符を買うことにしました。
三ノ輪橋停留場
ジョイフル三ノ輪商店街
昭和レトロ感が残る商店街ですね。下町って感じが半端ないです。イメージ的には70年代から80年代でしょうか。八百屋、青果屋、お惣菜屋、衣料品、薬屋、ひしめき合っています。
また野菜などの値段が安い安い。
今回のぶらり散歩で立ち寄った商店街の中で一番レトロ感があってかつ賑わってる商店街どした。
アイスコーヒー280円で飲める「ぱぱ・のえる」
その商店街を、歩いて行くと目的のコーヒーショップ「ぱぱ・のえる」さんがあります。
アイスコーヒー280円、コーヒーは330円で戴くことができます。カウンター4席ほどの小さなお店です。豆も販売しているお店で3000円以上お買い上げて全国無料発送しているようです。
カウンター奥には大きな焙煎機が置いてありました。
普通のコーヒー330円と迷いましたが、今日は蒸し暑いのでやはりアイスコーヒーを注文。少し苦味のあるアイスコーヒーでした。
カウンターには、都電荒川線の1日乗車券の販売の案内プレートが置いてあります。
さて、アイスコーヒーも飲み終わったことですので、1日乗車券を買ってぶらり散歩出発と参りますか。
関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 荒川一中前駅、三ノ輪橋駅、三ノ輪駅
1日乗車券の使い方
今回「ぱぱ・のえる」さんで購入した切符は、こんな感じの乗車券でした。
月と日にちが記載されているスクラッチ乗車券です。当日券乗車する日をコインなどで削ります。そして、券面右下のB片を切り取って最初に乗車する電車の乗務員に渡すそうです。2回目以降の乗車からは券面を見せるだけで乗り降りが出来ます。
二ヵ所削ったら無効となるので日にちを間違えないようにご注意を。
荒川遊園地前で南インド料理のミールス。「なんどり」でランチ。
南インド料理「なんどり」さんは荒川遊園地前と荒川車庫前の丁度真ん中に位置する場所にあります。ご主人はもともと南インド料理愛好家で好きが高じてとうとうご自身でお店を出すようになったと南インド料理好きの友人から聞いていたので、一度訪れて見たいと思っていたお店です。今回やっとその機会が巡ってきました。
まだ12時前に入店したのでお客さんは誰もいませんでした。
今日も既にまとわりつくような暑さで駅からお店まで歩く間に汗も吹き出てくる始末。と言い訳を理由にビールを注文。ハートランドがでて来ました。
ランチはベジミールスのみのようです。
パパドがもう少しパリッとしていると良かったのですが少ししなっとなっていて少し残念です。
サンバル、ラッサム、カレーと全体的に辛さが全面に出て来て味とこくが少し引っ込んだ感じの印象です。ライスはバスマティライスです。
デザートにバナナが付いてます。
店内手作り感満載のインテリアです。少し物でごちゃごちゃした感じの店内でした。インドのポスターなどが壁に張られていてインドに来たような雰囲気はあります。(インドに行ったこと無いですが汗)
さて、お腹も満たされたことですので次の停車場へ、行ってみましょうか。、
関連ランキング:インド料理 | 荒川遊園地前駅、荒川車庫前駅、尾久駅
梶原で下車 菓匠明美の都電もなか
次に降りたのは梶原です。ここは「都電もなか」が有名らしいです。
都電もなかが売っている「菓匠 明美」さんは駅からすぐ近くにありますが、ここはぶらり散歩初めて降り立つ場所なので周りを少しぶらぶらしてみました。
「菓匠 明美」さんとは線路を挟んで反対側はほとんど住宅街のようです。お盆休みと言うこともあって閑静な住宅街でした。
商店街の方も盆休みのなので閑静な商店街でした。ただし都電もなかを売っている「菓匠 明美」さんだけは違いました。帰省などで親戚の人やご近所に買っていくためにお店はお客さんでいっぱいでした。みなさん10個20個30個と大量に買ってってます。
西原四丁目 江戸三大えんまとお岩さん
三ノ輪にあるコーヒーショップ「ぱぱ・のえる」でいただいた都電荒川線の観光マップを見て見ると西原四丁目には、江戸三大えんまとお岩さんの文字が。
江戸三大えんまって何だ?少し興味があるので降りてみることにしました。とここで雲行きが怪しくなってきました。案の定雨が降り出してきました。
と丁度江戸三大えんまの善養寺についたときには土砂降りのゲリラ豪雨に遭遇です。
江戸三大えんまって何?
江戸時代には旧暦1月15日が小正月、7月15日がお盆ということもあって、1月16日、7月16日は閻魔賽日(えんまさいじつ)といって閻魔大王を祀る寺では、縁日として賑わいました。藪入(やぶいり)で奉公先から休みをもらった人々も、閻魔詣でに繰り出したのです。江戸の太宗寺、善養寺、華徳院は「江戸三大閻魔」といわれました。
引用:東京とりっぷ
成るほど閻魔賽銭日の縁日として賑ったお寺の一つがこの善養寺ということなんですね。
お岩さんのお墓がある「妙行寺」
ご存じ「東海道四谷怪談」で有名なお岩さん。歌舞伎に映画に夏になると昔は必ずやっていた怪談話です。筆者も子供のころは怖いながらも必ず見ていた記憶があります。
そのお岩さんのお墓がここ西巣鴨の「妙行寺」にあるという。元々は四谷鮫ヶ橋南町にあったのが明治42年にここ西巣鴨に移転してきたそうです。
お岩さんのお墓意外にも赤穂浪士で有名な浅野家のお墓もあります。
本堂の右手にお岩さんのお墓へ行く入口があります。お墓は奥の方にあり途中鳥居をくぐって左手に曲がると先ず浅野家のお墓がありそのお墓を回り込むように進むと田宮家代々の墓がありその奥にひと際大きなお岩さんのお墓があります。四谷怪談のイメージがあるせいか、おどろおどろし墓をイメージしてましたがそんなこともなく、寧ろ普通のお墓と変わらない感じです。卒塔婆の数がものすごく今でも供養が続いていることが覗えるお岩さんのお墓でした。
鬼子母神前
駅の写真撮るの忘れました。(;´・ω・)
駅を出るとすぐ鬼子母神の欅並木の参道です。
凄く大きな欅がずらりと並んでます。樹齢何年位なんでしょうかとても大きい欅です。
江戸の昔より遥か昔からある感じです。
こういった大木が残っているって凄いなって思いますよね。特に神社は江戸時代やそれよりも遥か昔からそこに建っている神社も在るわけでなんだかタイムスリップしたような感覚も味わえる場所でもある訳で、結構あちこちの神社訪れてます。
鬼子母神堂は、子育、安産のご利益がある神様を祀るお堂として昔から親しまれています。
江戸時代からやっているという駄菓子屋の「上川口屋」さんは残念ながら今日はお休みのようです。
一通り見学して最後の場所面影橋へと向かいましょう。
関連ランキング:その他 | 雑司が谷駅(東京メトロ)、鬼子母神前駅、都電雑司ケ谷駅
面影橋 甘泉園公園
いよいよ今日最後に訪れる駅でになります。
甘泉園と書いて「かんせんえん」と読みます。
新宿区のホームページによると次よように紹介されています。
甘泉園公園は、区立唯一の回遊式庭園です。
引用元:新宿区ホームページより
「甘泉園」の名は、ここから湧く泉の水が
お茶に適していたところからきたと言われています。
池を抱く森は周辺とは別世界の静けさを演出し、
四季を通して、訪れた人々をもてなします。
確かに公園に入るとそこはもう森の中に迷いこんだような感じです。池あり、小川あり、静寂の中、別世界に来た感じがします。
池には亀や鯉がいます。鏡の様な水面は目の前のビルを写し出しています。
四季折々違った景色が演出されるようですので今度は秋口辺りで訪れて見たいと思います。
最後に
今回都電荒川線を1日乗車券を買ってガイドマップを頼りにぶらり散歩を楽しみました。
季節は真夏で猛暑、台風上陸かと言った中、途中ゲリラ豪雨にも遭遇し大変楽しい1日となりました。次回機会があれば、ガイドマップに載っていない新たな発見を求めてぶらり散歩を楽しみたいと思います。
是非機会があれば都電荒川線ぶらり散歩如何でしょうか。
最後までお読みいただき有り難うございます。