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旬の食材を食べよう 長月 かぼちゃ

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日本には春夏秋冬の四季があり、その季節になると様々な野菜や果物や魚介類が旬を迎えます。

それら食材は、一年を通してエネルギーが高く栄養豊富で、何よりも一番美味しく頂ける時期です。

旬の食材を食べることで地球のエネルギーの循環サイクルに乗っかり、栄養価の高い食材を摂ることが出来ます。

そうすることでいつまでも健康を維持することが出来るのでないかと考えます。では、長月にはどんな旬の食材があるのでしょうか。

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かぼちゃ

かぼちゃは子供の頃から食卓に上がっていたので日本の野菜と思っていたが、実は南アメリカが原産の野菜で、16世紀に日本へ伝わって来た野菜。

当時のポルトガル人がカンボジア(Cambodia)経由で持ち込んだため、「カンボジアうり」→「かぼちゃ」と呼ばれるようになった。

日本でよく食べられているのは「西洋かぼちゃ」と「日本かぼちゃ」の2種類で、ほとんどのスーパーで売られているのは、甘くてホクホクした西洋かぼちゃです。

栄養たっぷりで、特にビタミンA(β-カロテン)やビタミンC、食物繊維が豊富。風邪予防や免疫力アップに効果があるとされ、昔から冬至(12月ごろ)にかぼちゃを食べると病気にならないとも言われています。

かぼちゃの栄養と健康効果

β-カロテン

働き:強い抗酸化作用があり、老化予防やがん予防に寄与健康効果:皮膚や粘膜の健康維持、免疫力の向上ポイント:体内でビタミンAに変換され、目や皮膚を守る

ビタミンC

働き:コラーゲンの合成や免疫機能の強化健康効果:風邪予防、美肌効果、疲労回復ポイント:加熱に弱いが、かぼちゃは加熱してもある程度残る

ビタミンE

働き:抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ健康効果:血行促進、冷え性や肩こりの予防ポイント:β-カロテンとの相乗効果でアンチエイジングに期待

カリウム

働き:ナトリウムを排出し、血圧を下げる健康効果:高血圧の予防、むくみの改善ポイント:水に溶けやすいが、煮物などでも摂取可能

食物繊維

働き:腸の働きを整える健康効果:便秘解消、腸内環境の改善ポイント:皮にも多く含まれるため、皮ごとの調理がおすすめ

かぼちゃを食べると、風邪予防・老化防止・腸の調子改善など、体にうれしい効果がたくさんあります。特に冬至に食べる習慣は、栄養面でも理にかなっているんですね。

かぼちゃを使った料理

かぼちゃの含め煮

秋風が立ち始める頃、無性に食べたくなるのが、かぼちゃの含め煮である。濃い目のだしをふくんだかぼちゃが、口の中でほろりとほどけるとき、これはもう、酒を飲むより、白い飯に手が伸びる。実に、家庭の味の最たるもので、取り立てて難しいことはないが、ひとつだけ肝がある。煮る時間だ。やわらかくなり過ぎても、水っぽくてもいけない。やや強めの火で、途中ひっくり返さずにじっくりと煮含める。その加減が、料理人の腕というものだ。

〈4人前の材料と作り方〉

  • かぼちゃ…1/2個(約600g)
  • だし汁…400ml
  • 醤油…大さじ2
  • みりん…大さじ2
  • 砂糖…大さじ2
  • 酒…大さじ1

1. かぼちゃは種を取り、3〜4cm角に切る。

2. 鍋にかぼちゃを皮を下にして並べ、だし汁と調味料を加える。

3. 落とし蓋をして中火にかけ、沸騰したら弱めの中火で15〜20分煮る。

4. 汁気が少し残るくらいで火を止め、そのまま冷まして味を含ませる。

かぼちゃと鶏そぼろのあんかけ

寒さが身にしみる晩に、熱々の一皿が欲しくなる。そんな時は、かぼちゃと鶏のそぼろあんかけがよろしい。ほこほこしたかぼちゃに、甘じょっぱい鶏そぼろがとろりと絡む。食べるそばから湯気が立ちのぼり、いつの間にか、頬が緩んでくる。白胡椒を少し利かせてやると、なお結構。胃の底から、じわりとあたたまる、そんな料理である。

〈4人前の材料と作り方〉

  • かぼちゃ…1/2個(約600g)
  • 鶏ひき肉…200g
  • だし汁…400ml
  • 醤油…大さじ2
  • みりん…大さじ1
  • 砂糖…大さじ1
  • 酒…大さじ1
  • 生姜(すりおろし)…小さじ1
  • 片栗粉…大さじ1(水大さじ2で溶く)

1. かぼちゃは3cm角に切り、電子レンジまたは蒸し器でやわらかくする。

2. 鍋にだし汁、鶏ひき肉、生姜を入れて中火にかけ、ほぐしながら加熱。

3. 醤油、みりん、砂糖、酒を加えて5分ほど煮る。

4. 水溶き片栗粉でとろみをつけ、かぼちゃを加えて軽く絡める。

かぼちゃとベーコンのバター醤油炒め

ちょっとした肴にも、酒の供にもなる、気の利いた一品。バターの香りとベーコンの旨味が、かぼちゃの自然な甘さと相まって、実に小気味よい。つまんでは一口、つまんでは一口、気がつけば皿が空になっている。こういう料理は、理屈でなく、勢いで作るのがよい。熱いうちに供すること、それが唯一の作法だ。

〈4人前の材料と作り方〉

  • かぼちゃ…1/4個(約300g)
  • ベーコン(ブロックまたは厚切り)…100g
  • バター…20g
  • 醤油…大さじ1
  • 黒胡椒…少々

1. かぼちゃは5mm幅の薄切りにし、電子レンジで軽く火を通す(600Wで3〜4分)。

2. ベーコンは1cm幅に切る。

3. フライパンにバターを熱し、ベーコンを炒め、かぼちゃを加える。

4. 醤油を回しかけ、黒胡椒をふって全体に絡める。

かぼちゃのポタージュ

洋風ながらも、どこか懐かしさを感じるかぼちゃのポタージュ。手をかけすぎず、けれど手抜かりもなく、丁寧に仕立てること。とろりと舌にまとわる濃度と、ほのかな甘味が、心をゆるりとほどいてくれる。朝に供してもよいし、夜の終わりに、静かにすするのもまた一興。

〈4人前の材料と作り方〉

  • かぼちゃ…1/4個(約300g)
  • 玉ねぎ…1/2個牛乳…400ml
  • バター…20g
  • コンソメ…1個
  • 塩…少々
  • 胡椒…少々

1. かぼちゃは皮をむいて一口大に、玉ねぎは薄切りにする。

2. 鍋にバターを溶かし、玉ねぎを炒め、しんなりしたらかぼちゃを加える。

3. 水200mlとコンソメを加え、やわらかくなるまで煮る。

4. 粗熱を取ってミキサーにかけ、牛乳を加えて再加熱。塩・胡椒で味を調える。

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食と健康
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