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旬の食材を食べよう 神無月 柿

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日本には春夏秋冬の四季があり、その季節になると様々な 野菜や果物や魚介類が旬を迎えます。

それら食材は、一年を通してエネルギーが高く栄養豊富で、何よりも一番美味しく頂ける時期です。

食料品旬の食材を食べることで地球のエネルギーの循環サイクルに乗っかり、栄養価の高い食材を摂ることが出来ます。そうすることでいつまでも健康を維持することが出来るのでないかと考えます。

では、神無月にはどんな旬の食材があるのでしょうか。

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柿は縄文時代から食べられている日本に古くからある果物で、日本人に最もなじみの深い果物のひとつです。だんだんと秋めいてくるとそれまでの夏の暑さから解放され体調も良くなってきます。そんなところから「A柿が赤くなると医者が青くなる」と言ったことわざもあるくらいです。

柿の栄養と健康効果

柿は、ビタミンCとβ-カロテンが豊富で、風邪予防や美肌づくりに役立つ果物です。さらにカリウムが血圧を整え、タンニンが二日酔いを防ぎ、抗酸化作用で生活習慣病の予防にも効果を発揮します。秋の実りの中でも、健康維持に優れた果実といえます。

■ビタミンC

働き:抗酸化作用で細胞を守り、免疫力を高める
健康効果:風邪予防、美肌効果、疲労回復
ポイント:柿1個で1日の必要量をほぼ満たすほど豊富

■ β-カロテン

働き:体内でビタミンAに変換される
健康効果:視力維持、粘膜や皮膚の健康を保つ、免疫力アップ

■ カリウム

働き:体内のナトリウムを調整し、余分な塩分を排出する
健康効果:高血圧予防、むくみ改善

■ タンニン(渋味成分)

働き:強い抗酸化作用を持ち、アルコール分解を助ける
健康効果:二日酔い予防、動脈硬化予防
ポイント:渋柿に多く含まれるが、干すことで渋みが抜けて甘味が増す

■ 食物繊維

働き:腸内環境を整える
健康効果:便秘解消、腸の健康維持、血糖値上昇を抑える

柿を使った料理

柿なます 

まず、大根を細く切る。水にさらして、ほんのり辛味を抜く。 

柿は皮をむき、薄くそぎ切りに。熟れすぎてはならぬ。包丁の刃がすっと入る程度がよい。 

ボウルに酢と砂糖、塩をひとつまみ入れ、軽く混ぜておく。 

そこへ柿と大根を合わせ、手早く和える。 仕上げに白ごまを指でひねりながら散らせば、秋の香りがふんわりと立ちのぼる。

透きとおるような大根の白に、熟れた柿の橙が映える。甘酸っぱく和えたその味は、秋の静けさそのもの。柿の甘みが大根の辛みをやわらげ、口の中に穏やかな調和を残す。脂ののった焼き魚のあとに添えれば、盃がまた一口進むというものだ。

レシピ(4人前)

  • 柿 … 2個(やや固めのもの)
  • 大根 … 1/3本(約200g)
  • 酢 … 大さじ2
  • 砂糖 … 小さじ2
  • 塩 … 少々
  • 白ごま … 適量

柿と生ハムの白和え 

木綿豆腐は布巾に包み、重しをしてしっかりと水を切る。 

柿は皮をむき、やや大きめの角切り。生ハムは細く裂く。 

すり鉢に白ごまを当たり、豆腐を加えてすり混ぜる。 

そこへ薄口醤油をたらりと垂らし、塩で味を調える。 

柿と生ハムをやさしく和え、器に盛れば、見た目にも涼やかな秋の膳となる。

熟れすぎぬ柿を使うのが肝要。豆腐をしっかり水切りして、生ハムの塩気と合わせる。 柿の甘みがやわらかく、豆腐の風味と交わって、なんとも上品な肴となる。酒は冷や、あるいはぬる燗がよい。

レシピ(4人前)

  • 柿 … 2個
  • 生ハム … 6枚
  • 木綿豆腐 … 1丁
  • 白ごま… 大さじ1
  • 薄口醤油 … 小さじ1
  • 塩 … 少々

柿と春菊の白あえ 

春菊はさっと湯にくぐらせ、色を留める。冷水に取り、水気をよく絞る。 

柿は皮をむき、薄切りにしておく。 

豆腐を水切りし、白ごまと砂糖、醤油を合わせてすり鉢でなめらかに。 

春菊と柿を加え、手早く和える。 

豆腐の衣に包まれた柿の甘みが、春菊の香りをやわらげて、秋の膳にふさわしい一品となる。

秋の香りたつ春菊と、ほの甘い柿。見た目にも美しく、味わいは柔らかにして深い。豆腐の衣に包まれた柿の甘露が、口中にふわりと広がる。目にも舌にも、秋を感じさせる一皿である。

レシピ(4人前)

  • 柿 … 2個
  • 春菊 … 1束
  • 木綿豆腐 … 1丁
  • 白ごま … 大さじ1
  • 砂糖 … 小さじ1
  • 醤油 … 小さじ1

柿と鴨のサラダ 

鴨ロースは塩を軽く振り、皮目から焼く。脂が出たところで裏返し、さっと火を通す。 

焼きすぎぬうちに取り出し、粗熱をとって薄切りに。柿は皮をむき、厚めのくし切りに。 皿にベビーリーフを敷き、柿と鴨を交互に並べる。 

オリーブオイルとバルサミコ酢を合わせ、塩と黒胡椒で味を整えて上から回しかける。 

柿の清らかさと鴨の脂が溶け合い、香り立つサラダになる。

脂ののった鴨を薄く焼き、冷ましてから薄切りに。そこへ柿の瑞々しい甘みを添える。 鴨の濃厚さと柿の清らかさが、絶妙の対となる。黒胡椒を少し挽けば、洋酒にもよく合う粋な一品。

レシピ(4人前)

  • 柿 … 2個
  • 鴨ロース … 200g
  • ベビーリーフ … 1袋
  • オリーブオイル … 大さじ2
  • バルサミコ酢 … 小さじ2
  • 黒胡椒 … 少々
  • 塩 … 少々

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食と健康
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