全ての食材には旬ごあります。一年を通して一番美味しく頂ける時期を旬を迎えるといます。旬の食材を食べると言うことは、収穫量が多く値段が安い。栄養効果があり、その季節の体調不良を良くする効果がある。など旬の食材を食べることによるメリットはあると思います。さて、長月にはどんな旬の食材があるのでしょうか。
旬の食材 サバ
今回の旬の食材はサバです。
日本の太平洋側の各地で獲れるサバは9月から10月にかけて産卵の為に北海道沖から南下を始める。
この頃時期のサバはとても脂が乗っていて正に旬を迎えます。
日本で獲れるサバは主に小型で余り脂が乗っていないため主に缶詰などの加工品に使われています。
対して欧州で獲れるサバは大型でが脂が乗っかっていることから調理に使われています。
主にスーパーではノルウェー産のサバが並んでいます。
サバの栄養
アジやイワシなどの青魚にあたるサバは栄養の宝庫。
良質なタンパク質、脳や心臓の健康に役立つDHA・EPA(オメガ3脂肪酸)、骨を強化するビタミンD、エネルギー代謝や貧血予防に重要なビタミンB12、そしてカルシウムや鉄などのミネラルが豊富です。
カロリーは100gあたり200~250kcalですが、含まれる脂肪は体に良い成分です。特に、心臓血管の健康をサポートし、骨や脳の健康にも寄与するため、日常的に摂取することで多くの健康効果が期待できます。
サバの料理
サバの料理もいろいろと有ります。そこでいくつか紹介したいと思います。
鯖の塩焼き
鯖に塩を振り、シンプルに焼く料理。外はカリッと、中はふっくらとした食感が特徴です。大根おろしと一緒に食べるのが定番です。
鯖の味噌煮
鯖を甘辛い味噌ダレで煮込む料理。味噌のコクが鯖の旨味を引き出し、ご飯に合う一品です。ショウガを加えると風味がさらにアップします。
鯖の竜田揚げ
鯖を醤油ベースのタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理。外はサクッと、中はジューシーで、揚げることで旨味が凝縮されます。
鯖の炊き込みご飯
鯖を使った炊き込みご飯は、魚の旨味がご飯にしっかり染み込んだ一品。醤油や生姜で味付けして、シンプルながらも満足感があります。
しめ鯖
鯖を酢でしめた料理で、刺身とはまた違うさっぱりとした風味が楽しめます。酢の酸味が脂の乗った鯖とよく合います。
居酒屋のランチの定番の中に「サバの塩焼き」と「サバの味噌煮込み」が有ります。
どうしても外食だと揚げ物が多くなってしまうランチは、生活習慣予防効果の期待を込めて「サバ」は週に一回はレパートリーの中に取り入れたいですね。