全ての食材には旬ごあります。一年を通して一番美味しく頂ける時期を旬を迎えるといます。
旬の食材を食べると言うことは、収穫量が多く値段が安い。栄養効果があり、その季節の体調不良を良くする効果がある。など旬の食材を食べることによるメリットはあると思います。
さて、霜月の旬はどんな食材があるのでしょうか。
ニシン
ニシンの旬は年2回、3月~5月の春と10月~12月の秋が食べ頃です。春に捕れるニシンは白子や卵が美味しく、秋に捕れるニシンは脂が乗っている身が美味しく頂けます。
水揚げの90%が北海道で、あとは青森、岩手、島根、鳥取だそうです。
ニシンの栄養
ニシンにも沢山の栄養があって旬を迎えたら積極的に食べたい魚の一つです。
ニシンには、記憶力に効果的なEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていています。そして、筋肉が作られる材料の元となるたんぱく質が豊富です。また、ビタミンB12が豊富に含まれているので、骨髄での正常な血液を作り出す「造血作用」や、不足すると貧血や脳や神経機能の低下を引き起こしたりする大事なビタミンも摂ることが出来ます。更に鉄、マグネシウムも栄養素として含まれているので貧血気味な人や便秘気味な人にも効果あります。
ニシンの料理
・ニシンの塩焼き
春に水揚げされるニシンは白子や卵もそのまま焼いて、秋に水揚げされるニシンは脂が乗っている身を楽しめる。年間を通して楽しめるニシンは塩焼きがおすすめ。身は柔らかくホクホクとした食感でとても美味しくいただけます。白子も一緒に焼いて食べるか、取り出して別に調理して食べるかはお好み次第。
ニシンは意外と簡単に捌くことが出来るので丸々一尾買ってきて塩焼きにしてみては如何でしょうか。お酒が進むこと間違いなし。