今年の夏は本当に暑いですね。連日猛暑日が続いています。
今日は神田にある老舗蕎麦屋「神田尾張屋本店」で昼食です。
創業が大正12年ということなので今年で丁度100年になります。
老舗の定義を100年以上とした場合、他にも東京にはこんなにもあります。
- 日本橋 日本はしやぶ久 明治35年(1902)創業
- 上野 翁庵 明治32年(1899)創業
- 両国 元禄二八そば玉屋 大正8年(1919)創業
- 神保町 神田錦町更科 明治2年(1869)創業
- 三ノ輪 南千住砂場 嘉永元年(1848)創業 糀町七丁目砂場藤吉の直系
(散歩の達人調べ)
ざっと調べたところで5軒の老舗蕎麦屋が有りました。この他にも100年経っていませんがあと数年で老舗の仲間入りとなるお蕎麦屋さんが控えています。
日本は本当に蕎麦文化です。
さて、滅多に行かない老舗蕎麦屋での昼食楽しみです。
本日のお品書き
- ほうれん草のお浸し
- 天ぷらの盛り合わせ
- 焼き鳥
- ざるそば
そば屋に来たからにはやっぱりお酒です。
食通の池波正太郎氏もそば屋では必ず蕎麦前でお酒を嗜み、その後蕎麦を手繰るのが作法と氏のエッセイで読んだことがあります。
そんな事から先ずは蕎麦前でお酒を作法として嗜んでおります。
ほうれん草のお浸し
うーん。味は兎も角、量が少ない。物価高騰でしょうか。値段と量のバランスが取れてないような感じがします。
天ぷら盛り合わせ
写真では判りにくいですが天ぷらの中身は次の食材です。
- ししとう
- 茄子
- キス
- 白いか
- 海老3本
焼き鳥
串に刺した焼き鳥を想像していたが違っていた。甘過ぎず辛過ぎず程よい感じのタレかかかっている。鶏肉も柔らかく美味しい。ビールに合いそうな焼き鳥。
ざるそば
細く均等に切られた綺麗なお蕎麦は一口啜るとしっかりと蕎麦の香りコシがあり美味しいお蕎麦です。
そば湯
老舗そば
神田尾張屋本店での名物は冷やしたぬきだそうです。
今日メニューにあるかと思っていたら残念ながらありませんでした。
今回頂いた蕎麦前は普通でしたが蕎麦は美味しかったです。
今年で創業から丁度100年。まだまだ永く続いて欲しいお蕎麦屋さんの一つです。
本日はご馳走さまでした。