山梨県の西湖いやしの里根場へ、自然に癒されに行ってきました。ここは日本の原風景を再現した観光地で、四季折々の富士山を背景に、昔ながらの日本の風景が広がっています。そんな中、選んだのは蕎麦屋「手打ちそば みずも」。暑い夏の日、冷たいお蕎麦は最高の選択です。
店内は昔懐かしい雰囲気が漂う、テーブル席と小上がりがあります。さらに庭にもテーブルが設けられていて、自然を感じながら食事が楽しめるんです。私は小上がりに座り、藁で編んだ座布団に腰を下ろしました。胡座が苦手な方は、少し大変かもしれませんが、窓から見える富士山の絶景がそんなことも忘れさせてくれます…とはいえ、この日は雲が厚く、その雄姿はお預けでした。
本日のお品書き
天ぷらせいろ
天ぷら
「天ぷらせいろ」を注文。天ぷらは全9種類で、野菜中心の構成です。
- ゴーヤ
- ごぼう
- 烏賊
- にんじん
- かぼちゃ
- 玉ねぎ
- 茄子
- さつまいも
海鮮は烏賊のみで、少し寂しいですが、野菜はどれも新鮮で美味。特に人参は甘みが際立ち、印象に残りました。ただ、天ぷらの衣が少し重たく感じたのが残念。油切れがもう少し良ければ、さらに軽やかな食感になったかもしれません。
せいろ
お蕎麦の方はというと、蕎麦の香りやコシがしっかり感じられ、非常に美味。唯一気になったのは、艶が少し足りないこと。しかし、白濁した蕎麦湯が出され、ポタージュ系でないところは個人的にポイントが高いです。
富士山を眺めながら贅沢なひととき
晴れた日には、富士山を背景にお蕎麦をいただくことができるなんて、贅沢そのもの。茅葺き屋根の古民家で、まるで日本昔ばなしの一場面に入り込んだような気分です。自然に囲まれた環境で食事をすることで、心が癒される、まさに「いやしの里」です。
訪問した日は少し早めの11時ごろに伺いましたが、まだ準備中でした。開店は通常11時とのことですが、この日は少し遅れたようです。11時30分過ぎにやっと入店。次回は、鴨汁せいろに挑戦してみたいと思います。
最後に、食事のみの利用でも「いやしの里」への入場料が必要ですので、訪問の際はご注意を。
本日はご馳走さまでした。
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