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南会津大内宿「そば処こめや」での初ねぎそば体験

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南会津の大内宿は、江戸時代の宿場町の風情を今も色濃く残しています。この地を一度は訪れたいと思い、ようやくその念願が叶いました。日光と会津を結ぶ街道は、江戸側から「会津西街道」と呼ばれ、会津側からは「下野街道」と呼ばれています。この約450メートルの街道沿いに、茅葺き屋根の民家がずらりと並ぶ光景は圧巻で、まるで昔の日本の原風景を彷彿とさせます。すぐ目の前にそびえる山々と共に、日本昔ばなしの世界に迷い込んだような気分になります。

そんな歴史と自然が織りなす風景を楽しみつつ、今日は初めての「ねぎそば」を体験してきました。

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本日のお品書き

  • 冷やしねぎそば 1100円
  • 岩魚セット 1700円

料理

冷やしねきそば

「ねぎそば」とは、文字通りネギを箸の代わりに使って食べる蕎麦のことです。昔、テレビで何度か見たことがあり、一度は体験してみたいと思っていたところ、ついに念願が叶いました。家でもネギを箸代わりにしてみようと思ったことはありますが、ちょうど良いサイズのネギが見つからなかったり、その気持ちが続かなかったりで実現せず。ですが、やはりこの地でしか味わえない体験というのは格別です。

さて、実際に出てきたネギは手に持つにはちょうど良い大きさ。恐らく、この「ねぎそば」のために特別に栽培されているのでしょう。しかし、実際にネギで食べようとすると…これがなかなか難しい。初めての試みだからなのか、どうにも食べづらい。もしかしたら、地元の達人たちはネギを巧みに操り、箸のように使いこなしているのかもしれませんが、私にはそれができず、結局箸に頼ることになりました。

冷やしねぎそばには、大根おろしや大葉、そして梅干しが添えられており、冷たいつゆをかけていただきます。梅干しは蜂蜜漬けで酸味が控えめ。さっぱりとしていて食べやすいです。肝心の蕎麦はしっかりとしたコシがあり、風味も良く、美味しくいただきました。もう少し量があっても良かったかもしれません。さて、ねぎそばは辛いのか?という疑問ですが、当然ながら辛さを感じるのはネギです。ネギを丸ごとかじると、その辛さが口に広がりますが、それがまた蕎麦のさっぱり感と相まって楽しい体験でした。

岩魚セット

続いて注文したのは、数量限定の「岩魚セット」。こちらは、蕎麦を含む5品が楽しめる内容です。

  • ざるそばまたはかけそば
  • つきたて餅(きなこ、あんこ、ずんだ、おろし、からし、納豆から一つ選択)
  • 岩魚
  • 煮物
  • お新香

今回はざるそばとずんだ餅を選びました。新鮮な川魚の岩魚は、山里で味わうからこそ、その美味しさが際立ちます。ふっくらとした身は臭みもなく、川魚ならではの繊細な味わいを楽しむことができました。煮物は昆布や椎茸が入った素朴な味わいで、どこか懐かしさを感じさせてくれます。ずんだ餅の「ずんだ」は、枝豆をすりつぶしてペースト状にしたもので、甘さがあり、デザートのように楽しめる一品です。

大内宿での特別な蕎麦体験

茅葺き屋根の古民家で食べる蕎麦は、特別な体験です。玄関を入ると、目の前には囲炉裏があり、まるで昔話の一場面に入り込んだかのような雰囲気が漂います。そんな情景の中で味わう蕎麦は、日本人に生まれてよかったと心から思えるほどです。食後、お腹も心も満たされ、開放感に溢れるこの空間にいると、畳の上で寝転びたいという衝動に駆られます。それほどまでに心地良い空間がここには広がっています。

自然に囲まれたこの地でのひとときは、まさに癒しそのものでした。次回訪れる際には、また新たな発見があるかもしれません。

本日もご馳走さまでした。


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