茨城県は筑西市にある「そばの館 えん野」さんへ行って来ました。
最寄り駅は関東鉄道常総線「黒子駅」から約6,2kmの場所にあります。
場所柄駅から歩くのは無理なので車で来る人が殆んどでしょう。
初めて訪れる方はカーナビをセットし他方が良いかもしれません。
車で走っていてホントに蕎麦屋があるのか不安になるくらいに周りには店舗がありません。
平日の11時30分ごろにお店に到着。
駐車場には既に3台ほど停まっていましたが食事をしてお店を出る頃には既に満車になっていました。
人気のお店と言うことが良くわかります。
暖簾を潜り引き戸を開けると直ぐにお座敷になっていて4人掛けの座卓が6つ配置されてます。
広々とした座敷は解放感があり日本間なので蕎麦屋に来た実感が湧きます。
メニューは至ってシンプルでざるそばのみ。狸や狐や鴨なんていやしません。
サイドメニューであるのはかき揚げとけんちん汁だけです。あとは、そばの量を選んで注文するだけです。
このスタイルのお蕎麦やさんに出会ったのは二回目で、栃木県宇都宮市にある「三たてそば蕎音(しずる)」が初めてでした。
一番少量の「ざるそば」から最大量の蕎麦で「一升」まであります。
その間には「大盛ざる」「三合」「五合」「八合」の量を選ぶことが出来ます。
「ざるそば」は小腹か空いた時くらいが丁度よい量と案内されてあり、その次の「大盛そば」が男女共に人気のメニューだそうです。
当然どのメニューも一人で注文して大丈夫ですが、八合、一升なんて量を一人で食べられる人はそうそういないでしょうから、お勧めは家族で来たときなど、大勢で来たときに八合、一升と注文するようです。
一升のざるそば、一度見てみたいものです。
本日のお品書き
- ざるそば
- かき揚げ
・ざるそば
運ばれて来たざるそばは、太さがバラバラで一目で手打ちと判ります。均一な幅に揃えられた蕎麦の綺麗さはそこには無くて、素朴な佇まいの蕎麦です。
そして蕎麦が不揃いな上にまた長さが短い。恐らく茹でてるうちにブツブツと切れたのだと思います。
良く蕎麦が長すぎて箸で持ち上げてもまだ繋がって食べにくい蕎麦も珠に出会いますが、余りにも短いのも何だかそばを食べている雰囲気がいまいち感じられないのは私だけでしょうか。
やはり蕎麦程よい長さでズルズルと音を立てて手繰って食べたいものです。
そんな素朴な蕎麦ですが味は美味しいです。太さが均一ではないことで蕎麦の味わいが微妙に違ったりする。これはこれで良いです。
・かき揚げ
さてかき揚げですがどうやら作り置きのようです。冷めた状態で出て来てくるので直ぐに食べられます。
少々難なのが、カラッと揚がってますが箸で切れないほど硬いです。かぶりつきましょう。
軽さはないかき揚げです。
塩が振られているので汁に付けなくともそのまま食べても大丈夫。勿論そば汁に付けて食べてもオッケーです。
最後に蕎麦湯です。
以外や美味しい蕎麦湯でそれ自体旨味が感じられます。今年飲んだ蕎麦湯の中では一番じゃないでしょうか。
本日も美味しく頂くことが出来ました。
ご馳走さまです。
(緊急事態宣言、まんえん防止期間中は直接お店へ確認してください。)