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草加松原 芭蕉のそばで 点心砂場宗泉

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草加と言えば煎餅を思い浮かべる人が多いかと想いますが、もう一つかの松尾芭蕉が千住を旅立って最初に泊まった宿が草加だったと言うことで、草加には松尾芭蕉の銅像が草加松並木に建ってます。

残念ながら草加では俳句を残していませんでしたがもう一つ残念なことがあります。

それは芭蕉は草加に泊まっておらず、粕壁に泊まっていたということが、近年同行者の河合曽良の日記からわかりました。今ではこちらが定説になっているようです。

松尾芭蕉の銅像が立っている松並木は草加市を流れる綾瀬川の沿いに約1.5キロメートルに渡っています。

遊歩道の両側に約600本の松が並び、その中を皆さんジョギングや散歩を思い思いに楽しんでいます。

さて今回はそんな草加市にあるお蕎麦屋「点心砂場宗泉」さんへ行ってきました。

草加市はお蕎麦屋が他の市に比べて少ないようで、あまり蕎麦を食べに行く機会がなかったのですが最近は草加市のお蕎麦屋さんも開拓しようかとの思いで訪問です。

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本日のお品書き

  • 天せいろ 1400円
  • 納豆そば  860円

天せいろ

天ぷら

全部で四種類の盛り合わせせです。

  • ししとう
  • 茄子
  • 大葉
  • 海老

衣はカリッと揚がっていて美味しいです。

海老も大きく食べやすいように三つに切り分けられてました。

ネタ的には後一つか二つあると良かったです。

そば

蕎麦は手打ちの更科です。ここのところ噛みごたえのあるお蕎麦が多かったため、ここのお蕎麦がやたら柔らかく感じでしまいました。

量は少し物足りないかなって感じがしたので、男性は大盛りが丁度良いかとおもいます。

蕎麦湯

蕎麦湯は白濁してるので、所謂ポタージュ系です。

不思議なのは蕎麦湯を入れて飲むとそれまで辛かった汁が少し酸味を感じられる様になったこと。因みに蕎麦湯だけ飲んでも酸味は感じられず。これはなんだろうか。

汁に蕎麦湯を注いで飲んだだけなのに、また違った味わいがあり、蕎麦も色々と楽しめて楽しいですね。

納豆そば

納豆、おろし、青海苔、黄身、浅葱がトッピングされています。それらをかき混ぜることそれぞれが良い塩梅に混ざったら頂きます。

蕎麦はしっかりと歯ごたえが有り、少し濃い目の汁が納豆他の具材と絡み合い噛むと程に美味しい蕎麦です。

黄身がまた良くて、蕎麦なのにカルボナーラをイメージしてしまうくらいです。

残った汁に、ポタージュ系の蕎麦湯を注いで最後まで美味しくいただきました。

芭蕉も歩いた草加宿で食べる手打ち蕎麦

江戸時代には800本もの松が立ち並び「千本松原」と云われて永く親しまれていた松並木も、高度成長期の公害で60本まなってしまい、昔の面影を取り戻そうと現在は600本まで回復してきました。

芭蕉が立ち寄った宿場町として知られていますが、史実は通過しただけのようだとか。

芭蕉と曽良の見た千本松原はどんな風景だったのでしょうか。

入口脇に蕎麦打ちの部屋があり一目でここは手打ち蕎麦のお店だとわかります。店内も瓦屋根がインテリアとしてあって結構凝った設えです。

小上がりには床の間があり、掛け軸が掛けられているので何処か田舎の家に居る感じがします。

テーブル席が3つと小上がりが2つあり全部で30名ほど入れるスペースですが、コロナの状況で実際にはもう少し少ない人数しか入れないでしょうか。

そして、感染症対策でここもテーブル上にアクリルの衝立が置いてあります。

電車で行く場合は東武スカイツリーライン草加駅から徒歩15分くらいの道のりです。

駅から遠いのでその分お店には駐車場があり、お店の前に5台ほどの駐車場と道路を挟んだ斜向いに数台分の駐車場があります。

流石手打ちだけあって腰、風味の感じられる蕎麦で美味しい蕎麦でした。

若干汁がしょっぱい感じもしますが全体的に美味しい蕎麦です。

残念なのがお酒の種類があまり無いということ。色々と銘柄があったら飲みたいと思うけど、ここは食事するお店と割り切ろう。

草加にも美味しいお蕎麦屋さんが有ることを発見しました。

草加駅からちょっと歩くけれど行って損はないかと思うお蕎麦屋さんでした。

本日もご馳走様でした。

店舗名そは点心砂場宗泉
住所埼玉県草加市氷川町2175-8
営業時間11:00〜21:00
定休日火曜日
駐車場店舗前4台
道路向かい側にも駐車場あり
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