春日部辺りで食事が出来る処を探していたところ、わっぱ飯が食べられるお店があったので興味がありちょっと行ってみることにしました。
わっぱ飯とは新潟県や福島県の郷土料理で、薄い木の板を丸めて器にし、その中にご飯や色んなおかずを詰め込んだ料理のことを云います。
海の幸、山の幸、その土地で採れた食材をふんだんに使ったわっぱ飯は、見た目豪華で興味を引く料理です。
そのわっぱ飯が食べられるお店が今回訪れる「わっぱ飯たつ吉」と云うお店です。
最寄り駅は東武アーバンパークラインの八木崎駅から約1.3キロ弱の住宅街の中にあります。
ちょっと電車だと不便な場所にあるのでここは車で行くのが便利かと思います。
車だど国道16号線沿いにありますが、脇道から住宅街に入るので、予めカーナビをセットして行ったほうが迷わずに済みます。
駐車場はお店の前に8台ほと停められます。
お店は一軒家で、元々住宅だった物件を買い取って店舗にした様です。
それ故か靴を脱いで上がるスタイルです。
恐らく当時二間だったと思われる部屋の壁を取り払い、20畳以上の広さの部屋に改装して、4席テーブルが5つと2席テーブルが2つの都合20人以上座れる空間が広がります。
メニューはシンプルで3種類のわっぱ飯と季節のわっぱ飯の都合4種類から選べるようになっています。
因みに定番メニューは『鮭塩麹漬け焼き』『豚角煮』『牛肉と牛蒡のしぐれ』で、それに季節のわっぱ飯です。
本日は『うなぎ』でした。
わっぱ飯は単品で選ぶか、副菜や小鉢やスープなど色々と付いてくる『わっぱ膳』というちょっと贅沢なメニューもあります。
お腹いっぱい食べたい時はこのメニューが良いかと思います。
もっとも単品で頼んでも小鉢が二品付いてくるのでこれでも十分量もあり満足いくメニューです。
そしてー本日頂いたのが、季節のわっぱ飯の『わっぱ膳』を注文しました。
先ず最初にフープが出てきます。
かぼちゃの冷製スープでかぼちゃの甘みが美味しいスープです。
暫くすると「小粋なお重と煮込み料理」のキャッチフレーズの料理が登場します。
全部で小鉢が7品もあります。
なかなかの料理です。
メニューによると『わっぱ膳』に付いてくる小鉢の数々は次の通りです。
- 日光巻き湯葉炊合せ
- 利休ごぼう
- よもぎ麩ふきのとう味噌のせ
- カシューナッツ怪味
- 小鉢
- 白和え
- 北海道豆乳手作り豆腐
- 豆腐ハンバーグ
- 人参マヨポン和え
- さつま芋レモン煮
- サラダ
- 煮込み料理
全部で十二種類の料理が記載されています。
出てきた料理はメニューとは若干違う料理が出てきますがこれは旬のなどその季節で採れた食材を料理にしているからだと思われます。
まあ、これだけ色んな食材をちょこっとづつ食べられるので健康的な食事だと思います。
味は若干薄味で少し甘みの感られる味付けでした。
これだけでお腹も十分いっぱいになります。
このあとわっぱ飯が来るのですが、ご飯の量もしっかりとあるので全体的なボリュームは結構ある料理です。
少食な方だとわっぱ飯は全部食べられないかもしれません。
そんなお客さんが多いのかテーブルには食品ロスのカードが立てかけられています。
タッパ代で20円掛かってしまうけど残った料理を持ち帰ることが出来ます。
最後にわっぱ膳にはドリンクとデザートが付きます。
デザートは200円から300円ほどの追加料金を払えばアイス、あんみつ、ういろう、ケーキなどに変更することが出来ます。
なので抹茶アイスに変更してみました。
因みにデフォルトのデザートはヨーグルトにブルーベリージャムを添えたものです。
抹茶アイスが2個も出てくるとは意外でした。
これなら違ったデザートを頼んでシェアしたほうが良かったかとちょっと後悔。
「わっぱ飯たつ吉」は「たつ吉」「うき舟」と埼玉県に3店舗経営しているお店の一つです。
地元の食材を使用した和食と創作料理を提供しています。
その中で「わっぱ飯たつ吉」は新潟、福島の郷土料理に特化したお店です。
料理の味付けも薄味で食べても飽きない料理です。
また地産地消を実践しているお店なのもこのお店の特徴でしょうか。
健康に気をつけている、ダイエットしている人などには良いお店かと思います。
ところで、ホームページを見てみると、他の2店舗もちょっと良さそうな感じがするので行ってみようかと思います。
本日はご馳走さまでした。