料亭のようなお店に行ったことがないという事友だちのお誕生日と就職祝を兼ねて、ここ神楽坂のかくれんぼ横丁にある「和食 千」へお邪魔しました。
かくれんぼ横丁は、石畳と黒塀が続く小径でとても雰囲気のあるところです。昔は、明治期には花街として、最盛期で約700名の芸者、芸姑が在籍していたそうです。そんな面影の残る小径です。
さて、その一角にある和食 千さんへ入ると、一階にカウンターと半個室があります。二階は堀り炬燵の個室になっています。
1階はカウンターがメインとなっていますが、個室も1つ用意されていて2名から3名のこじんまりとした個室で入口に小さな暖簾が掛かっている半個室となっています。本日はこの個室で料理を頂きます。
コースは3つあります。
- 「千」 8,000円
- 「水無月」 10,000円
- 「嘉」 12,000円
値段の違いは、食材が違ったり、お造りの点数が違ったりしています。料理は月変わりのメニューになっているようです。今回は真ん中「水無月」のコースを頂きました。6月のメニューは次の通りとなっています。
- 八 寸
- 車海老アーモンド揚 若鮎南蛮漬 新ごぼうと枝豆きんぴら 丸十レモン煮 白瓜寿司
- お 椀
- 焼胡麻豆富 順才 青柚子
- お造り
- 二種盛り
- 焚合せ
- 鱧 冬瓜 とまと
- 焼 物
- 穴子 法蓮草
- 揚 物
- 加茂茄子 ズッキーニ 紫蘇おろし
- 強 肴
- 黒毛和牛と里芋焼
- 御食事
- アスパラ御飯 香の物 止め椀
- 甘 味
- 無花果まんじゅう
しっかりと出汁の効いたお味で,季節を感じさせる旬の素材を使った料理です。
今回は私の拙い感想よりも写真を見て頂きましょう。
今回どれも美味しくいただきました。中でも個人的に美味しいと思ったのがお椀と穴子。美味しかったです。あとアスパラご飯初めてです。
お酒は純米から純米大吟醸まで20から30銘柄くらいあり900円代~で頂けます。
日本酒日本酒別メニューでおいてあり、 今回は夏酒のリストでしたから月毎でお酒も変わるのかもしれないですね。
すみませんお酒の写真撮るの忘れました。(汗)
お会計を済ませお店を出るとおかみさんがお見送りです。ここまではどこにでもある光景ですが、流石神楽坂と思ったのは、小径をどんつきまで歩いて角を曲がる際にお店の方を何気なく振り替えって見てみるとおかみさんがまだこちらを見てお見送りをしてしていました。また時期を見て出汁の効いた料理を頂きにいきます。
さて、少し辺りを散策しながら飯田橋の駅まで行くとしますか。