そこでオススメしたいのが、手軽に摂取できる「韃靼（だったん）そば茶」。特に、ルチンが豊富に含まれていて、健康に良い効果が期待できると言われています。今回は、そば茶の魅力と実際に試してみた感想をお伝えします。
そばの歴史と種類について
そばは日本人にとって非常に馴染み深い食べ物です。全国どこに行っても、そば屋さんが必ずあると言っても過言ではないですよね。そばはタデ科ソバ属の一年草で、栽培も簡単。種を蒔いて約30日で花が咲き、その後さらに30日で収穫ができるため、年に2回は収穫が可能です。
一般的に秋に収穫されたものを「新そば」と呼びますが、近年では夏に収穫されたそばを「夏新」と呼ぶこともあります。そばが食べられるようになったのは奈良時代以前からだと言われており、当時はそばの実をそのまま粥にして食べる「そば粥」が主流でした。今のような麺状のそばが登場したのは江戸時代になってからで、「二八そば」という名前で庶民の間に広まったと言われています。
食用となるそばの種類は主に2つ。私たちが普段食べているのは「普通そば」と呼ばれるものですが、健康志向の方に注目されているのが「韃靼そば」です。この「韃靼そば」は、シベリアや中央アジア、中国の西部などで栽培されており、普通のそばよりも栄養価が高いのが特徴です。
韃靼そば茶の健康効果
韃靼そば茶の最大の魅力は、何といってもルチンの含有量の多さです。ルチンはポリフェノールの一種で、様々な健康効果が期待できる成分です。特に、以下の効果が注目されています：
毛細血管の血行促進
ルチンには血管を強化し、血行を良くする働きがあるため、冷え性の改善が期待できます。
生活習慣病の予防
肝臓病や動脈硬化、心臓病、糖尿病、高血圧などの予防に効果があるとされています。歳を重ねるにつれ、生活習慣病が気になる方にとっては非常に嬉しい効果ですよね。
美肌効果
ルチンはビタミンCの吸収を助ける働きもあり、メラニンの生成を抑えることで日焼けを防ぐ効果が期待できます。また、風邪などに対する抵抗力を高めるのにも役立ちます。
特に韃靼そばには、普通のそばの約120倍ものルチンが含まれているため、健康志向の方にはもってこいです。でも、毎日お蕎麦を食べ続けるのは少し大変ですよね？そこで便利なのが、韃靼そば茶です。飲むことで手軽にルチンを摂取できるため、継続的に健康効果を得やすいのです。
韃靼そば茶を試してみました
実際に、国産無農薬、そしてノンカフェインの韃靼そば茶を購入して試してみました。ティーバッグタイプとグラム売りがありますが、手軽さを求めるならティーバッグがオススメです。後片付けが簡単なので、忙しい日々でも続けやすいのがポイントです。
さらに、ティーバッグの中身を湯飲みに入れて、そのままお湯を注ぐことで、そばの実の成分を余すことなく摂取する方法も試してみました。お湯を注ぐと、すぐに綺麗な琥珀色の茶色が出てきて、香ばしい香りが広がります。
味と香りは？
韃靼そばは「苦そば」とも呼ばれるほど、苦味が強い品種ですが、そば茶にすると驚くほど飲みやすいです。ほんのりとした香ばしさと、クセのない風味で、毎日続けても飽きることはなさそうです。少しふやけたそばの実を食べてみましたが、味はそれほど強くなく、出がらしのような感じです。飲む際はあまり気にせず、そば茶として楽しむのがベストかもしれません。
韃靼そば茶のまとめ
まだ飲み始めて間もないですが、韃靼そば茶を飲むことで、高血圧や動脈硬化などの予防が期待できるのであれば、これからも続けてみたいと思います。お茶を飲むだけで健康維持に役立つというのは、忙しい現代人にとってありがたいですよね。特に無農薬・ノンカフェインで、体にも優しいのが魅力です。
健康に気を使っている方や、生活習慣病が気になる方には、ぜひ一度試していただきたい一品です。美味しく飲んで、病気を予防できるなんて最高ですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
